ミラ(吸血鬼すぐ死ぬ)
きゅうけつきすぐしぬのみら
プロフィール
本名 | お美夜(みや) |
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身長 | 162cm+ヒール(ドラウスに顔を近づけるため) |
誕生日 | 4月15日 |
血液型 | 不明 |
出身 | 日本 |
好きなもの | 夫と息子・仕事 |
趣味 | 料理の練習 |
特技 | 触れた吸血鬼の能力に干渉する、その他に変身・怪力など |
備考 | ドラウスが「みや」と言えなかったため、ミラと名乗るようになった |
CV | 田中敦子 |
人物
吸血鬼を相手に弁護士として活動しており、虚弱な息子が平和に過ごせる様に人間と吸血鬼のバランサーを務めていた。
そのため無茶苦茶多忙で、ドラルクの幼少期に南米で暮らしていた時期も彼女の姿は見れず、一族が集まった新年会も未出席だった。
夫婦仲は至って良好で息子とも仲はいいが、息子の幼少期も多忙で相手をする事が出来なかった事が心残りになっており、更にドラルクが新横浜で暮らし始めた事もあり、その親心がひと騒動を起こす事になる。
ドラルクにとっては自分のために頑張ってくれた自慢の母親だがやや言葉足らずの為、「口頭コミュニケーションを取って欲しい」との事。
夫や息子とは対照的に料理が苦手らしい。ただし、サンドイッチの様な簡単なものなら作る事ができ、彼女の作るブラッドジャムサンドはドラウスの好物。ドラルクも幼少期はブラッドジャムサンドが好物だったと語っており、仕事の合間を縫って家族に作っていた事が窺える(第145死でもそれらしきものが確認可能)。
ファンブック2では彼女の背景が判明。元々は日本のデカい吸血鬼の一族の女長であり、一族の力と自らの力を以て、人間と吸血鬼のみならず吸血鬼同士のバランサーも務めていた。
人間と対立し過ぎても吸血鬼は結果的に生きていけず、吸血鬼同士の諍いは規模が大きくなれば各所に被害が出るため、争いをねじ伏せ調停する・安寧を保つヤクザの頭の様な事をしていたらしい。後述にもある彼女の能力は人間と吸血鬼、あるいは吸血鬼同士を強制的に同じテーブルにつかせるのに適していたのである。
トラブルが大事になる前に両者を和解させ金を取る仕事を弁護士になる前から続けており、現在はそれを法の下に行っている。
人間と吸血鬼の間を積極的に埋めるようになったのはドラルクが生まれてからで、実際人間と吸血鬼の融和では大きな役割を果たしたらしい。
実のところ人間に対して特段に情は無いが、吸血鬼が生態的・社会的に人間と共にいなくては生きられない事を知っているため、共に生きるものだとは考えている。法の下に平等に、守るべき時は守り、守らない時は守らない。
容姿
外見にこだわる夫とは違い特に気にしていないのか、彼女自身は若い女性の姿のままとなっている。袂付きのジャケットにロングタイトスカートという、和服を模した様なスーツが特徴的(右側画像参照)。
能力
他の吸血鬼の能力に干渉する事が可能で、これによりドラルクの変身能力に干渉し幼少期に戻す事も出来た。その他にも無数の蝙蝠に姿を変えたり、怪力を発揮出来る。
前述の能力を用いてドラウスを犬(狼)に変え戯れる事もあるが、それをノースディンに見られた際は気まずい空気が流れたらしい。
余談
- アカジャでは、登場シーンに「ままーっ」の効果音を付いていた(父親のドラウスが「パパーッ」というファンファーレの様な効果音を伴うため)。
- 架空のVtuberこと“どらどらちゃん”の衣装は、彼女の姿から少し連想されているのか、和服の様な振袖がデザインされている(ただしこちらは二次元的な巫女袖)。
- 第1回人気投票では21位にランクイン(女性キャラ中2位)。惜しくもTOP20入りとはならなかったが、上述の設定故に中々出番に恵まれない一方で他の出番の多いレギュラーや準レギュラー達を何気に抜き去っており、密かに高い人気を誇っている事が分かる。
- アニメでは二期第4話(Bパート以降)で初登場。しかしAパートに、コユキのモデルとなったアシスタントへの忖度回『お店番と不審者(原作第62死)』が捩じ込まれたため尺が足りず、Bパートにおいて『職業が弁護士である旨の説明』及び『最後にドラルクを再度幼児化させて(当時出来なかった)七五三参りをしようとする場面』がカットされるという不遇の扱いを受けている。そのため原作未読のファンにはどういう人物なのかが分かり辛く、印象にも残らない結果となってしまった。また1話が家出回『ドラルク・ともだち・ひとりだち未遂(原作第19死)』だったため、話の流れとしても極めて不自然な仕上がりであった。アニメスタッフは後に「通常なら最終話辺りに持ってくる内容だが、後半にドラルク中心の回が重ならないよう第4話にした」と弁解している(しかし、そのドラルク中心の回というのが実際はドラウス・ノースディン中心であるため、極めて的外れな主張である)。