原作の冥王ハーデス編の正式な続編として、映画の連作として
企画されたアニメ作品。
原作者車田正美があたためていた原作続編の構想を提供し
2004年2月14日に第1作聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜が公開された。
天界編とはなんだったのか
が、興行的にはほぼ失敗といっていい結果に終わった。
また、本作監督の山内重保のクセのある演出、ペガサス星矢と城戸沙織の
関係にウェイトが置かれた仕上がりはファンからも賛否両論、
かなり手厳しい意見が相次いだ。
これに加えてメインキャスト担当の声優も加齢による声の劣化がさらに指摘されるようになっており
『冥王ハーデス冥界編』の声優変更騒動にも繋がることになる。
当時は既に星矢のTVシリーズも終わって久しく、プロモーションの面でも
様々ウマくいかなかったところがあるのも否めず、纏めて言えば全ての噛み合わせが結果的によろしくなかったとも言える。
もちろんこの作品を気に入っているファンも多数いる。
その後の展開
上記のような状態だったので続編の制作はほぼ絶望視されており、
本作の設定は形をかえて原作者によりネクストディメンションとして再生することになる。