私は常に強い者の味方だ
わたしはつねにつよいもののみかただ
概要
クレヨンしんちゃんの救いのヒーロー・ぶりぶりざえもんを象徴する名(迷)ゼリフである。
ぶりぶりざえもんは強敵とのバトルシーンにおいて良く登場するが、かっこ良く敵に相対したと思いきや。「さあ! どこからでも掛かってこい!」と即座に味方に向かってまわれ右してこのセリフと共に裏切るのは最早様式美。
ただし、大概はそのまま敵に「ふざけんな!」と蹴り飛ばされたりして自陣に舞い戻り、
ぶりぶりざえもん「な、なんてことをするのだ! この裏切り者!」
アクション仮面・カンタムロボ『裏切り者はお前だ!』
と、そこでまた味方からリンチされるので、裏切りが成功したのはクレヨンウォーズなどごく僅かである。
主な事例
いつものパターン(ヘンダーランドの大冒険より)
強敵ス・ノーマンパー相手に「私の出番のようだ」と啖呵を切るが……
ぶりぶりざえもん「さあ! どこからでも掛かってこい!」
アクション仮面「貴様やっぱりそういう奴だったのか!」
カンタム「見損なったぞぶりぶりざえもん!」
しんちゃん「戻ってこぉい!」
ぶりぶりざえもん「断る、私は常に強い者の味方だ!」
が、ス・ノーマン・パーに蹴り飛ばされ帰還、当然しんのすけ達も激怒しフルボッコである
『この! この!! こいつめ! オラオラオラオラオラ!!!』
一応の擁護
真面目に考えれば、明らかに不利な方に味方しても損なので、強い方に就く考え方自体は間違っていない……のだが、時と場合を考えずにそれをすればどうなるのかは、作中におけるぶりぶりざえもんの様子を見れば子供でも分かるだろう……
また、ぶりぶりざえもん自身も「これが自分の持ち芸である」との自覚があるのか、『野原刑事の事件簿』暗殺団潜入捜査編にて、暗殺団のボスが部下が全滅した際に同じやり取りをやると「真似すんな!」と怒っている。