概要
漫画「十字架のろくにん」に登場するキャラクター。
主人公漆間俊の復讐対象となった5人の〝パシリ〟担当。「ケヒャ」という笑い方が特徴。
至極京の腰巾着であり、彼の指示には絶対服従。完全にマインドコントロールされており、どれだけひどい扱いをされても離反することはない。
とにかく小物で、自分より上の者には従い、下の者は傲慢に接する。高校生でありながら子供相手にも容赦しない。
仲間たち4人と比べて能力的には劣るが、小物さとプライドの高さが相まって何をしでかすかわからない危険性を孕んでいる。
漆間に3人目の復讐相手として選ばれるが……。
過去
現在こそ卑劣漢そのものではあるが小学四年生の頃まではどこにでもいる普通の子供だった。
この頃から至極とは友人であるが、現在と違い普通の友人関係といえる間柄である。
図工の粘土工作で至極に頼まれて一心不乱にヒーローのロボットの粘土細工を作るが、それを至極に目の前で叩き潰され、「怪獣が街を壊すのは人間達が作ったそれを壊すのが楽しくてたまらないから」「(ヒーローより壊す)怪獣の方が楽しい」と吹き込まれる。(潰した粘土で作った悍ましい怪物のようなものも見せている)
その言葉が頭から離れず下校していた途中、公園で遊んでいた漆間兄弟の作る砂の城を二人が離れた隙に徹底して壊したことで壊す楽しさに目覚めてしまい、それと同時に至極のことを神と崇めるようになった。
余談
読者からの蔑称はケヒャである。
ある意味読者の間で人気があったため、キャラ人気投票では540票集めて4位であった。(ちなみに京よりも1つ上)