伊院知与
いいんちよ
「存在ゔーッ」
「ゔあ゛あ゛ゔゔーッッ ぐる゛る゛あ゛あ゛あ゛る゛る゛る゛る゛あ゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛‼︎‼︎」
概要
本編の主人公である恋太郎に告白をした12番目の運命の人であり、恋太郎の実のいとこ。
幼い時に母とは死別しており、実父(恋太郎の叔父)にあたるヒロ叔父さんに溺愛されて育つ。
恋太郎が小学生の頃タンクローリーに撥ねられそうになったヒロ叔父さんを助けたことで、彼は恋太郎を異様に信頼し、「知与を任せられるのは恋太郎しかいない」とまで願うように。結果知与が恋太郎に妹分として見られないよう年頃になるまで会わせないという措置が取られ、恋太郎とは登場回まで顔を合わせずにいた。
極度に生真面目な性格で、中学校では学級委員長を務めている。その為、容姿や行動などにおいて風紀が乱れているものを見ると「ゔーッ!!!!」と唸りながら顔をしかめて正そうとする。
その一方で、不意のタイミングで眼鏡が外れると委員長スイッチが切れ、何も見えない不安も相まって甘えっ子かつ極度の泣き虫になってしまう。
この性格になったのは、今一つ頼りない父を支えるべく自らを律するようになったことに加え、次第に周りにも「しっかり者」と見なされ頼られるようになってしまい、周囲の期待に応えようとしすぎてしまったため。「ゔーッ」についても、乱れたものを見ると反射的に発動してしまう発作のようなものである。
恋太郎ファミリー加入当初は、彼女達のあらゆる部分を否定してしまった結果屋上に地獄絵図を生み出してしまい反省。ファミリーに加わって様々な価値観に触れて以降徐々に肩の力は抜けており、眼鏡を自らあえて外し唸るのを強引に止めるなど、本人なりに対策も取りつつある。
なお眼鏡が外れやすいのは、母がかけていた眼鏡のフレームを形見として愛用しており、頭のサイズが合わないため。
学内では三つ編み+膝丈スカートの制服姿と典型的な委員長スタイルだが、プライベートや衣装チェンジ時には髪を下ろし垢抜けた印象を見せる。
中学一年生であるため、恋太郎ファミリーの中では(肉体的には)一番の年下。よくロリコンビとしてシャブ先輩こと薬膳楠莉と行動を共にしている。
基本的には自由奔放なシャブ先輩に振り回されることが多いが、大人状態のシャブ先輩には母親の面影を重ねているところがある。
知与との恋愛関係
血の繋がった年少の親戚という恋人としては倫理的に危ない属性をいくつか持ったキャラクター。
恋太郎は運命の人ビビーンが発生した瞬間「嘘だろ… いいのか…いいのか集英社!!」と焦りまくり、後に唐音からも「いろいろと大丈夫なのかおい!!」と突っ込まれている。
(なお後者に関しては、「何かあったら作者は全身全霊をかけて集英社のせいにするよ」という注釈がついた)
いわゆる「いとこ婚」は日本の法律上問題無いが、国によっては禁止されている例もあり、特にアメリカでは州ごとに禁止されたり、刑罰の対象であったりとバラバラである。
この為、日本から出国したらちょっとヤバいかもしれない。
また、知与の年齢が2人の恋愛関係にネックになる場合はある。
日本の法律において、基本的には相手の年齢によらず恋愛関係になるのは合法とされている。
しかし、成人した人間が未成年に肉体関係を持つことは禁止されている。ただし、未成年同士であれば、これもOK。
ただし、13歳以下の年齢の者と肉体関係を持つのは禁止されている。
…つまるところ「肉体関係を持つから、違法の恐れが生じる」のであって、清いお付き合いをしているのなら何ら問題ない。
余談
名前の由来も「委員長」とそのまんまである。