概要
ベンとは正反対の性格で、非常に饒舌かつ毒舌家。短気で粗暴な性分で、常に誰に対してもキツイ態度を取る。恋愛に関しては、惚れた相手は丁重に扱い、情熱的な一面を見せる。
ベンが操る腹話術人形なので、当然「リロがベンの心情を代弁している」「リロはベンの第二人格」と捉えられる事もよくある。だがリロ本人は、作中でも『2』の攻略本でのインタビューでも「俺という存在は別個としている」と殊更に主張している。実際2人のやり取りを見ていると、彼の言う通り、まるでリロが別人として実在してる様にも見えて来る。
人形でありながら、コンビの主導権は完全にリロが握っていて、腹話術の最中にベンが一言反論しただけで、何回も彼をポカポカと殴っている。ベンの台詞にツッコミを入れたり、煮え切らない態度を咎める事も多い。
自称「地獄のテノール歌手」で、しばしば即興の歌を披露する。メロディー自体は良いのだが、その歌詞は「おお~♪麗しの君の目玉に~♪熱いキッスを~♪」を筆頭に最悪である。ブラックジョークとしても、トミーのギャグとは別の意味で笑えない。実際にリロの独唱を聞かされた人々は皆、困惑していた。将来はベンと共に輪唱を披露するのが夢だが、腹話術の性質上、土台、無理な話である。
ミリカに惚れ込んでいる、男性団員の1人で「俺は結婚するぜ!あのマドンナとな!」と、いつも誰に対しても強固に主張する。知り合いになったばかりの成歩堂と真宵すら、この結婚宣言を聞かされた。自分が人形なのを良い事に、安物玩具のプロポーズリングを用意して、プロポーズの機会を伺っている。ミリカからも満更ではない。しかし、相方の勉の方は、ミリカにとってリロと一緒にいるだけの別個の存在。
マックスと喧嘩して空き瓶で殴られたり、証言のムジュンを突きつけられるとバラバラになるなど、人形とはいえ割と扱いは酷い。
名前の由来はベンと同様、腹話術を意味する「ventriloquism(ベントリロキズム)」から。
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みぬき‥腹話術関連