「私は神さまのお手伝いにボランティア枠で参加していますばらまきボンビーと申します」
「あなたがため込んだ欲望を私は物件やカードや金に変えてこのあたりにばらまくでショウ」
「くれてやりなさい!施すのです!かれらがけがれた富を拾うたびあなたの魂はかがやくでショウ」
概要
2023年11月発売の『桃太郎電鉄ワールド~地球は希望でまわってる!~』に登場する新たなボンビー。平仮名が使われているボンビーは何気に初。
「エンジェルカード」のミカエルとマリオネットを混ぜ合わせたような姿をしており、常に全身をガタガタと震わせている(画面をよく見ると、背景に糸が見られる)。早い話がミカエルの偽物。
神様のお手伝いにボランティア枠で参加しているらしいのだが…
専用BGMは『世俗の欲望 捨てまショウ』でボンビー系BGMで唯一ボンビーの名前が入らないタイトルとなっている。エンジェル系のbgmを不協和音に変えたようなものであり、キングボンビーのものとは違う絶望感を与えてくる。
まるでカルト教団の信者を思わせるような言動とその奇怪な見た目がこれまでのボンビーとはまた違った不気味さと恐怖感をかもしている。
悪行
毎月取り憑いているプレイヤーの物件、持ち金、カード(ご丁寧に損害系以外)を周辺にばら撒く(持ち金が少ない、マイナスの時は借金してまでばらまかれる場合がある)という、嘗ての真珠怪獣パールくんの行動を悪用した内容。物件に関してはその物件のある駅に行くとばらまきボンビーのアイコンが付き誰かが回収するか一定期間で消滅しない限り購入すらできなくなる。
ばら撒かれたものは失ってしまうが、落ちているマスを誰かが通過すると回収できる。つまり他のプレイヤーも回収できるので早く取り戻しきらなければ折角の所有物を奪われてしまう。尚、ばら撒かれた物件などは回収されなかった場合、一定期間が経つと消滅する。
このように、ばらまきボンビーは自分は害を被り他人にチャンスを与えるハピネスボンビーの側面も併せ持つ。
とはいえ、ばら撒かれた物件などを取ろうとして取り憑かれたプレイヤーに近づいた時になすりつけられ、逆に自身の物件などをばら撒かれてしまうことになる可能性もあるため、回収しに行く際には強力な移動カードを用いたりしたほうがいいと思われる。
余談
エンジェルと同時に付くと、エンジェルが気分の悪そうな表情になる。
しかしミカエルが降臨すると、罰を落として貧乏神に戻してくれる。ばらまきボンビー本人は『好きでばら撒いている訳じゃない』と言っているが、この時になるととやばいと言わんばかりに急に焦り出す。
これを見る限りやはり本心は神様の為という言葉を盾にし、悪意を持ってプレイヤーに嫌がらせを行ってるようである。
ある意味、隠さず堂々と悪事を行うキングボンビー以上のクズと言えるかもしれない…
関連タグ
世界旅行ボンビー…今作初登場の同士。