概要
狭間の地における人造人間のようなもの。
「波紋」という概念が彼らの生命の原初にあるとされる。
その血は白く、細く長い四肢を持つ人の形をしてるだけで明らかに人ではない何か。
一回産まれてからそのままというわけではなく研究がされていたらしく、リエーニエでよく見かけるカエルのような頭をした三頭身の生物たちは第二世代である。ラティナと同型のしろがね人も何人か存在するが何世代かは不明。
その白い血は儀式壺の材料にも使われることもあり、特にカッコウという略奪を行うレアルカリアの軍勢に襲撃された際「こんな穢らわしい血を流す奴が生命であるものか」と尊厳を凌辱され、火山館や王都ローデイルの地下では頭にかぶり物をされ拷問されたしろがね人達が発狂し、見境なく人を攻撃するようになっている等、狭間の地において被差別階級にある存在となっている。
そのため、彼らも彼らなりに黄金律以外の拠り所を見出しており、そのための下準備を進めていた所を百耳の男の勢力に襲撃されてしまうこととなってしまった。
ちなみにモーグウィン王朝にも存在するが体色が赤く、攻撃の際に血の茨のようなものを纏って突撃、棘として飛ばすなどの妙技を使ってくる。ただし出血時の体液は白いため、ベースはしろがね人の模様。