概要
『仮面ライダーガッチャード』第29話に登場。
オカルトケミー「ナインテイル」が何者かの悪意と結合して誕生したマルガム。
銀色の素体の頭部に巨大な九つの尻尾を持つ小さな狐が拘束されたような姿を持ち、素体の両腕な合掌するような構図となっている。
これまでのマルガムと比べて強引な姿勢でケミーを固定しているような配置ではなく、物言わぬ雰囲気と相まって何処か神秘的な佇まいを見せる。
能力
空中浮遊や幻影といった九つの特殊能力を使いこなす。また、自身と通常空間に特殊フィールドを形成し、如何なる攻撃をも躱すことが可能。
加えて能力を活かした戦闘センスが高く、現状最強の戦力であるプラチナガッチャードですら翻弄されるほど。
正体
「お狐様」と呼ばれる村の石像。それに宿った神様若しくは村人たちの信仰心(感謝などの善意など)がナインテイルの力を借り、マルガムとして具現化していた。
謎めいた行動は全て村やそこに住む人たちのためであり、襲われた被害者たちは皆、経緯はどうあれ村の存続を諦めていたり、村を不必要に騒がしていた者を道標兼標的にしていた。
余談
久しぶりの銀体色のマルガムとなる。
スーツはギーツキラーの改造と思われる。