枷場菜々子

はさばななこ

少年漫画『呪術廻戦』及び、前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』の登場人物。（イラスト右）

※「劇場版呪術廻戦0」未視聴及び0巻未読の方は閲覧注意!

CV：松田颯水

概要

「美々子ぉアイツゲロムカつかねェ？」

『呪術廻戦0巻』に登場した夏油一派の１人。生まれた村の住人に幼い頃から過酷ないじめと虐待を受けていた少女。

ある事件で自分たちを救ってくれた夏油傑に心酔し、弱冠15歳にして人を呪い殺す呪詛師となった。0巻で伊地知と対峙する場面があり、その時に「まだ子供じゃないですか」と言われているため、未成年であることは間違いないと思われる。

双子の姉妹である枷場美々子と行動を共にしている(声を担当している松田女史は、美々子を演じている松田利冴女史と実際に双子姉妹関係にあたる。ちなみに、颯水女史が妹である)。

金髪のお団子頭にセーラー服(ただし、0巻では白いブラウスを着ていた)の上からクリーム色のカーディガンを羽織っているギャル。渋谷事変では、前髪のサイドを伸ばして縦ロールのように巻いている。

気が強く、口調もギャルっぽい。

スマートフォンを媒介に発動させる術式を使用するが、詳細は不明。

宿儺曰く「写真機で撮影した被写体をどうこうするもの」であり、自らを撮影することで直後に受けたダメージを無かったことにしたと思われる描写の他、攻撃にも転用できると思しき動きも見せた。

「アンタらは知らねェだろ地図にも載ってねー様なクソ田舎で呪術師がどういう扱い受けてるか善悪？そんなんアンタらで勝手にやってろし夏油様が言えば黒も白だし白も黒なんだよ私達はあの人が見据える世界を信じてる」

夏油が2007年9月に■■県■■市（旧■■村）にて村落内での神隠し、変死の原因と思われる呪霊の祓除に出向いた際、木の檻に閉じ込められているところを発見され、夏油に助けられて保護された。それ以来そのまま夏油についている。

戦闘になれば呪詛師らしく人を殺すことに躊躇は無く、非術師(一般人)を夏油同様に「猿」と呼び侮蔑している。夏油には幼い頃に救われた恩から心酔しており、彼のためであれば何でもする強い覚悟を持っている。

一方で美々子共々夏油の思想というよりは夏油個人を慕って付いてきているため、彼の思想に惹かれて仲間となった菅田と祢木との仲は微妙らしく、一触即発になりかけたこともある(逆に理由は違えど同じく夏油自身に惹かれて仲間になったミゲル、ラルゥとは険悪になるようなことはなかった)。

なお、夏油から呪術師としての手解きをどの程度受けたかは不明であるが“縛り”については穴があった事から呪術師としての教育は不十分であった可能性が高い。