「この程度か……あれ? す、すみませんっ!」
温厚で臆病な少女。
人前では怯えてしまう少女が暴君を演じることができるなど、誰が信じられようか。だが彼女がステージに上がった途端、人々はその演技に魅了されることになる。
概要
日本語名 | チャーリー |
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英語名 | Charlie |
中国語名 | 夏利 |
CV | 松田颯水 |
種 | 神秘学家 |
誕生日 | 4月23日 |
活動年代 | 16世紀50年代 |
活動地域 | イングランド共和国の村と町 |
年齢 | 16 |
ミディアム | 戯曲 |
本源 | 虚星の演戯[星] イリュージョンクリエイト |
香調 | ウッディノート ローズ ガイアックウッド ハニー |
サイズ | 66 17/32×36 1/2×17 9/16in. |
持ち物
シルクハット
劇団の小道具。繊細な模様が施されたシルクハットは、普段使いというより舞台やショーステージの方がお似合いだ。ハットの本体は至って普通のデザインだが、つばに飾られた羽毛はとても高価に見える。
ブーブリーの羽根
ブーブリー。その残虐な本性を持つ水鳥の神秘学動物は、他の獣の鳴き声を真似できるだけでなく、自身の外見を自在に操り、他の動物になりすませる天性の役者だ。しかし、インタビューゲストはその羽根の価値をまったくわかっていない。「これ、色を染めたキジの羽根じゃないの?」彼女は困惑した顔で問う。
記録手帳
チャーリーがいつも持ち歩いている小さな手帳。劇団のスケジュールから収支記録、演出にあたっての問題リストや彼女の色んな感想が記されている。所々に、チャーリーが特定の状況で殴り書きした攻撃性の高い文字もちらほらある。
キャラクターストーリー
公演ツアー
民衆劇団は、かの有名の国王一座から転じた劇団である。
国王一座は英国からヨーロッパ全土で名を馳せた劇団であり、
初代座長、即ちチャーリーの母方の祖父は、かの名高い─ウィリアム・シェイクスピアであった。
劇団の最大の後援者が国王であったため、「国王一座」という正当の名が与えられた。
しかし、瞬く間に時代が変わった。
国王は斬首に処され、芝居は法令によって禁じられ、劇団は勅令によって解散を余儀なくされた。
でも物語はまだ続いている。
朝露に濡れる青草の物語は長い夜から始まり、太陽を名乗る王子の物語は放浪した過去から始まる。
その幻影が見せる片時の記憶は、決して幻ではない。
今、劇団は国王を取り戻し、役者を取り戻し、観客や舞台を取り戻した。
新しい国王とあの僭王の戦いは、ステージの上で演じ続けられるだろう。
焦燥
劇団に無理矢理加入させられる前、チャーリーは劇団や演劇について何も知らなかった。
自分の祖父が誰なのかも知らないし、リーダーになることになんら興味もなかった。
劇団がクロムウェルに対抗していると聞いてから、13回も脱走を試みた。
しかしとあるのリハーサルの前に、転機が訪れた。
リア王を演じるはずだった役者が、突如の病気のため声を失ってしまった。
代役に彼は意外な人物を推薦した一度も演劇経験のない少女を。
少女は慌てふためきながら舞台へ上り、ぎこちなく最初の演技を始めた。
演技が終わった瞬間、舞台の下は静寂に包まれた。
しかし次の瞬間、万雷の拍手と喝采がして、少女は余韻の中から目を覚ました。
思わず顔に笑みを浮かべて。
その時から、彼女は今までになかった物を手に入れた。
それは神秘術の扉を開ける、鍵であった。
パンドラ・ウィルソン:団員たちから貴女の評価を集めてみましたが、貴女は暴君を演じると素晴らしい演技力を発揮するそうですね。非常に興味深いです。即興で何か演じていただけませんか?
チャーリー:......ちなみに断っても...?
パンドラ・ウィルソン ご協力をお願いします。これもインタビューの一環ですので。
チャーリー:...わ、わかりました。(深く息を吸い込む)
チャーリー:はっきり言って、おまえたちのようなゴシップに群がるハエどもがこの上なく嫌いだ。その脳みそは海から帰ってきたガレー船の倉に落ちたビスケットのように乾燥しているのに、それを花冠で隠し、己も他人をも欺こうとする。そしてそのハゲタカのような趣味を洒落と言い張り、より多くの腐肉を騙し取ろうとする...(パンドラ・ウィルソンがゆっくりと拍手を捧げる)
パンドラ・ウィルソン:感想を聞きたいですか?――実に素晴らしいです。
ボイス一覧
出会い | うわぁ追手だ! 早く逃げないと… え、追手じゃないんですか? ごご、ごめんなさい! |
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スーツケース内の天気 | 今日はいい天気ですね。これなら夜はお客さんがいっぱい… うっ! おなかが…痛い。ほ、本当ですよぉ…仮病じゃないもん…! |
未来へ | 本当に未来に戻れるとしても、田舎に帰りたい気持ちは変わらないな…ジャガイモやトウモロコシを育てたり、牛も飼ったりして―― |
放置 | 舞台にも、静寂が訪れる時がある。しかし、それは山場前の些細な予兆にすぎない――はっ! なに言ってるんだろ私!…だ、誰にも聞かれてないよね? |
挨拶 | すみませんっ! すみませんっ! |
朝 | 美しいお日様は美しい一日の象徴… はぁ、何をやってもダメダメな私は、お日様の下にいる資格なんてないんですけどね… |
夜 | 他のみんなはもう準備できてるのか? ぅぁ――あ、足が…足が急に動かなくなっちゃったよぉ~! |
帽子ともみあげ | わ、私のイリュージョンは、目しか騙せないただの幻覚です…大して役に立たない神秘術なんですよ… |
袖と手 | こんな厄介事がなければ、私は今でも田舎で穏やかに、牛の乳を絞ったりしてたんだろうなぁ…はぁ… |
衣装と身形 | …やっぱり派手すぎますよね、この服!私はヤダって言ったのに、団員のみんながぁ… |
雑談I | みんな、劇・劇・劇って! なんでわざわざ死に急ぐんですか!?…お願いします、聞いてください。みんなで田舎に戻って、畑仕事する生活もいいじゃないですか…! |
雑談II | 死ぬのも、生きるのも、全部運命次第です。今年死んだら、来年にもう一度死ぬことはありませんから…。 |
チーム編成 | こ、こっち見ないでください。その指名手配書の人とは関係ないですから… |
バトルスタート | もう開幕の時間なんですか…?――では、いざ舞台へ。 |
スペル選択I | さぁ、幕開けだ。 |
スペル選択II | ふふふ… |
高ランクスペル選択 | 悪くないアイディアだ。聞いてやるよ。 |
アルティメット選択 | ここはあたしの独壇場だ! |
神秘術発動I | ただのイリュージョンだけど、十分だろ? |
神秘術発動I | 愚鈍どもが。 |
神秘術発動II | あたしを怒らせたな、無礼者めが。 |
神秘術発動II | 終わりにしようか。 |
アルティメット発動 | おまえたちのエンディングは、すでに決まっているよ。 |
ダメージを受けるI | 無礼者! |
ダメージを受けるII | 五月蠅いハエだな。 |
バトル勝利 | この程度か… あれ? す、すみませんっ! 大丈夫ですか!? |
洞察 | あわわ…間違えてませんか?…本当に、私に、ですか? |
性能面
大器晩成型のメンタルダメージアタッカー。
塑造lv3で適用される強化内容は極めて強力。
自身のHP80%以下という緩い条件で[嵐を授けよう!]の追加ダメージを発動するチャーリーの火力は凄まじい。
また、範囲攻撃のアルティメットは敵のバフ解除効果を持つ優れもの。
狙って引くのではなく、運良く条件を満たせた時に育成を考慮することをおすすめする。
おすすめの心相は「ホップスコッチ」。
次点で「美しい新世界」、「必要な記録」が候補に上がる。