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石秀の編集履歴

2024-04-09 20:35:37 バージョン

石秀

せきしゅう

石秀とは、『水滸伝』の登場人物。

概要

天罡星三十六星の天慧星の生まれ変わりで、序列第三十三位の好漢。


あだ名は「拚命三郎(へんめいさんろう)」。「三郎」は三男坊で、「拚命」は命を投げ打つことも惜しまないという意味。義侠心に溢れ、愚直で一本気な性格。一方で、頭の回転が早く、勘が鋭い面のある。


金陵建康府の生まれで幼少のころから槍棒を嗜み、武芸は相当な腕前を持つ。元は薪売り商人で、後に義兄となる楊雄の家の肉屋で働く。


来歴

蘇州に薪売りに訪れていたところに、ならず者達に絡まれていた楊雄を助け出す。

後に楊雄が助けてくれたお礼をするために現れ、2人はたちまち意気投合し、義兄弟の契りを結んだ(楊雄が一つ年上のため、石秀は義弟となった)。楊雄は自分の家に石秀を招き、そのまま住み込ませて肉屋で働かせてもらった。だが、ある時に石秀は楊雄の妻・潘巧雲が前夫の供養をしていた僧・裴如海と不倫していることを知る。そのことを楊雄に教えて忠告するが、楊雄は酔った勢いで妻に問い質してしまい、翌日にそのことを忘れてしまったことで、これ幸いと潘巧雲は「石秀が自分に迫って断れた腹いせに嘘を吐いた」と吹き込み、それを信じてしまった楊雄は激怒して石秀を追い出した。だが、石秀は裴如海と密会を協力している修行僧を殺害して僧に変装し、密通を終えて家から出て来た裴如海を殺した。不倫が本当だったことを知った楊雄は石秀に謝罪すると、楊雄は妻と密会に協力した女中を殺害した。最早蘇州にいられなくなった2人は、石秀の知り合いである戴宗のいる梁山泊へ行くことに決めると、たまたま妻達を殺した場面を目撃していた泥棒の時遷も自分を連れて行ってくれと頼まれ、3人で向かうこととなった。


しかし、梁山泊へ向かう途中にあった祝家荘で、時遷が鬨を告げる鶏を盗んで料理してしまったことで騒動を起こし、時遷が捕らえられてしまう。楊雄は、隣村の李家荘の長者・李応に仕えていた知り合いの杜興のつてを頼り、李応達とともに時遷の釈放を願い出るが、祝家荘の主・祝朝奉達に無視されたことに怒った李応が祝家荘へ攻め込んでしまい李応が負傷してしまう。やむを得ず楊雄・石秀は梁山泊の首領・晁蓋に救援を求めた。晁蓋は時遷の盗みに激怒するが、副首領・宋江が取りなし、宋江を大将とする祝家荘攻めの軍が出陣した。また、たまたま梁山泊入りを画策していた孫立らが計略として祝家荘に合流、祝家荘側を信用させるため石秀はわざと孫立に捕らえられる。やがて孫立らの内部からの裏切りにより祝家荘は陥落し、城内にいた石秀は祝朝奉の首を挙げた。

そして、石秀は楊雄と時遷とともにそのまま梁山泊入りする。


関連タグ

水滸伝 梁山泊 楊雄

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