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宋江

そうこう

「水滸伝」の登場人物。(一応は)主人公。
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概要

水滸伝」の主人公。字は「公明」。
天罡星三十六星の天魁星の生まれ変わりで、序列第一位の好漢。
北宋末期の梁山泊に集った好漢達の頭領であり、あだ名は「呼保義」「及時雨」。梁山泊が山賊紛いの集団だった頃から数えると、三代目の頭領にあたる。

元は役人だったが、旧知の仲の晁蓋が、宰相の蔡京へ贈られる財宝を強奪したのが契機で、アウトローの世界へ足を踏み入れていく羽目になる。
そして、梁山泊の晁蓋達の仲間となった後も、近隣の豪族や山賊との戦い、晁蓋の戦死と頭領への就任、朝廷の討伐軍との戦いを経て百八星が集い、招安(→Wikipedia中国語版「招安」)を受けて朝廷に帰順する。
元梁山泊の好漢達を引き連れて、官軍として反乱軍や国軍を打ち破るが、方臘との戦いで好漢の大半が死に、宋江も後に贈られたに毒を盛られて、自分の死後に李逵が暴走する事を危惧して道連れにした。

主人公で、しかも反政府組織の頭領でありながら、武勇に優れたわけでなく、知略もさほど目立たず、性格も軽はずみでうっかりミスが目立ち、名声と人徳とカリスマだけで渡り歩いているような、「三国志演義」の劉備や、「西遊記」の玄奘三蔵三蔵法師)を非常に劣化させた、が活躍する場を提供しているだけのような存在、いわば主人公(笑)の古典的な例として挙げられやすい。無論、本国での人気も壊滅的。
しかも人徳者という割にはえげつない策をいくつも講じている。
もっとも、本人はアウトローになりたくてなったわけではないし、性格も朝廷の正統性にこだわり続けるあたりなど、いかにもアウトロー向きでないような気もする。一応、洞察力が乏しい第二位や、策士策に溺れる第三位よりはマシとも言えそうだが。また、宋江のダメっぷりは意図的に描かれているという見方もあり、よく引き合いに出される劉備三蔵法師が「なんだかんだ言いながら主人公らしく優秀な部分を見せている」主人公像をカリカチュアライズさせたもの、或はアンチテーゼに近いものとして描いたのではとも言われている。

ちなみに現実では、同時期に三十六人で仲間を組み反乱を起こした首領と、方臘を討伐に向かった軍の将校に「宋江」がいるが、「時期が合わないので別人だろう」との見解が強い。

外部リンク

Wikipedia「宋江」
ニコニコ大百科「水滸伝」
水滸伝の豪傑たち 108星 宋江

関連イラスト

新水浒 #34 公明哥哥  34話の哥哥のポニーテール



関連タグ

水滸伝 梁山泊(百八星一覧はこちら)
晁蓋 呉用 公孫勝 李逵 蔡京 高俅 徽宗

主人公 主人公(笑)
劉備…同類扱いされがちだが、こちらは(「演義」でも)それなりに活躍もする。

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