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概要編集

天罡星三十六星の天罡星の生まれ変わりで、序列第二位の好漢。

元は北京大名府の大富豪の商人であり、燕青の主人。武術にも優れており、「河北の三絶」と呼ばれる豪傑。風采・人格・気品が備わっていることから「玉麒麟(ぎょくきりん)」とあだ名される。

梁山泊では宋江に次ぐ総頭領だが、登場は第61回からと梁山泊の頭領達の中では比較的遅い。


来歴編集

梁山泊の頭領だった晁蓋史文恭によって死んだ後、梁山泊をまとめる優れた人物が必要と考えた宋江は、北京大名府にいる盧俊義の噂を聞き、彼を頭領にしようと軍師の呉用に勧誘を命じた。易者に変装した呉用は盧俊義のもとへ訪れて東南(梁山泊のある方角)へ旅した方が良いと予言し、それを信じた盧俊義は妻や燕青を留守に残し、番頭の李固を連れて旅に出た。

案の定、旅先で梁山泊に捕らわれるが、彼らから盛大に歓迎される。宋江に頭領の座を勧められてこれを固辞するが、彼らを気に入り意気投合した。毎夜歓待されるが、長く留守することを心配して先に李固を帰し、しばらくして自身も北京大名府に帰還するが、留守を任せたはずの燕青が浮浪者になって現れ、彼の口から李固が妻と店を乗っ取ったことを告げられる。だが、それを信じなかった盧俊義は家に戻るが、すぐに役人に捕らわれてしまう。その後、梁山泊によって救出され、燕青に捕らえられた李固と妻を自らの手で殺し、梁山泊入りした。


曾頭市との再戦で、晁蓋の仇である史文恭を捕らえることに成功。晁蓋の遺言で頭領の座を勧められるが、入ってまだ日が浅いことを理由に固辞し、2人の譲り合いに結論が出なかったため、東平府と東昌府を攻めて早く落とした方を首領になることとなった。宋江が先に東平府を落としたため、盧俊義は副頭領の座についた。


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水滸伝 梁山泊 燕青

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