ピクシブ百科事典

楊志

ようし

楊志とは、『水滸伝』の登場人物。
目次[非表示]

概要

天罡星三十六星の天暗星の生まれ変わりで、序列第十七位の好漢。
あだ名は「青面獣(せいめんじゅう)」。由来は顔に大きな青痣があることから。
元は軍人で武芸十八般に通じる豪傑であり、林冲索超など梁山泊でも指折りの実力者達とも互角に渡り合えるほどの腕前を持つ。
しかし、出世しては立て続けに任務を失敗して転落していくなど運の悪い人物でもある。

来歴

名門の武家の出身で、武挙に合格し殿司制使(皇帝守護の武官)にまで出世するが、花石綱運搬の護衛の任務で運悪く嵐に遭って花石綱を積んだ船が転覆してしまう。その責任追及を恐れて行方を眩ませて身を隠していた。やがて、その罪が許された楊志は再び仕官しようと思い都に向かうが、途中で梁山泊入りを狙う林冲に戦いを挑まれる。
林冲と互角に戦った楊志を見た王倫に仲間入りを進められるが、これを断り再び都を目指す。都に着くと役人達に賄賂を贈り復官出来るようにとりなしてくれたが、高俅に花石綱を失ったうえに逃亡した者を任用出来ないと復官を認められず追い払われる。路銀を使い果たしてしまった楊志は仕方なく家宝の刀を売ろうとしたが、そこをゴロツキの牛二に絡まれて侮辱されたことに腹を立てて斬り殺してしまう。しかし、すぐに自首し殺したのも嫌われ者だったため、北京への流罪と軽い刑で済んだ。

流刑先の北京留守司・梁世傑に気に入られて再び軍人として取り立てられ、それに納得いかない武官達を御前試合で打ち勝ち、豪傑の索超と引き分けたことで提轄使(民兵長)になる。しかし、蔡京の誕生祝いである10万貫の価値がある生辰網の運搬任務を任されるが、それを晁蓋達の罠に嵌り奪われてしまう。もはや、戻ることは出来ないと悟った楊志はそのまま行方をくらました。

目的なく旅をしている途中、魯智深曹正と出会って意気投合し、青州の二竜山に立て篭もる山賊を退治し、そのまま二竜山に住み着く。途中で武松施恩張青孫二娘等が加わり、勢力を拡大していった。しかし、そこを呼延灼率いる青州討伐軍が攻めてくるが、桃花山、白虎山、そして梁山泊と協力し呼延灼を生け捕り、さらに青州城を落とす。そして、楊志達はそのまま梁山泊に加わる。

余談

横山光輝の『水滸伝』でも登場し、原作通りの青痣がある人物であった。
しかし、ジャイアントロボに登場する楊志はなぜか姉御肌の豪快な女性になっているあだ名の青面獣も青痣ではなく、全身が青肌であるためである。ちなみに、戴宗とは夫婦になっている。

悪漢共に御仏の慈悲は無用



関連タグ

水滸伝 梁山泊 林冲 魯智深

pixivに投稿された作品 pixivで「楊志」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 14702

コメント