楊令
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ようれい
『北方水滸伝』の登場人物、及び『楊令伝』の主人公。
概要
【北方水滸伝】
目の前で両親を殺され、喋ることもできなかったところを楊志に拾われる。この時、楊志の青痣と同じ位置に火傷を負う(北方水滸伝では他の水滸伝の楊志とは逆に青痣が描かれているため左右どちらかについてはPixiv内でも揺れがある)。
林冲や鄭天寿、秦明などの愛情を受け、王進に鍛えられ育つ。能力、性格共に非の打ちどころがなく、それを不安視する者もいた。
しかしその一方で楊令伝では料理下手が明かされる他、北方水滸伝でも王母の帯を決められず張平の主張するがまま買うなどセンスに難のある事象もあるようだ。1097年生まれ又は1098年生まれとされている。身長175cm、体重65kg(梁山泊加入時)。楊令伝で再登場した際には更に成長しているといわれている。綽名は青面獣。
【楊令伝】
※ネタバレ
新生梁山泊頭領。幻王を名乗り、阿骨打が率いる金に協力していた。宋江から託された旗を継ぐ。北の地で殲滅を行い、自身も悩み苦しむが、梁山泊帰還後は明るさを取り戻していく。親子の健気な姿を見ると楊志の死がフラッシュバックし、半狂乱で敵陣へ飛び込んでいたが、後に克服する。
性格・能力ともに非の打ちどころがないと思わせる程の手腕は健在で、リーダーの重責による脆さも、良くも悪くも見えにくい。だが、いつまで経っても改善される様子がない武松の料理については、流石に繕いようがなかったのか、一、二回ほどとはいえ、年相応の若者のような口調で軽口をたたいたことも。
連載終了後に開催された「楊令伝」キャラクター人気投票では1位。 綽名は青鶻鬼、後に幻王。
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だいぶ前についったに垂れ流した楊郝が出てきたのでサルベージ。時間軸は不明。 ▼楊令のために死ぬんだって言う意思が無意識に言動に表れる郝瑾と、そんな郝瑾の気持ちがわかってしまって余計につらい楊令の話。でも、お互いそのことは口に出さないのが暗黙の了解になってる二人。楊令は、郝瑾は自分が手を離したらあっという間に遠く(という名のログアウト)へ行ってしまいそうで、だから抱きしめる時はいつも抱きしめるっていうよりも縋り付くみたいな抱きしめ方をするんじゃないかなぁっていうお話。楊令としては、郝瑾も「守りたい」対象だから、どちらかと言うと頼られたいとは思ってるんだけど、やっぱり郝瑾に方が年上だし何だかんだ言って郝瑾が包容力の塊だから、無意識のうちに甘えちゃってたらいいですよね。郝瑾は、口では「ずっと傍に居ますよ」って言ってくれるんだけど、やっぱり自分は楊令の副官だから、お父さんみたいに「副官は隊長よりも先に死ぬもの」っていう意識があって、ずっと楊令の傍に居たいっていう気持ちはもちろん嘘じゃないんだけど、それ以上に楊令のために死にたい、楊令よりも先に死にたい、楊令を看取るなんて絶対にしたくない(語弊)、っていう意識をずっと持ってるんじゃないかなぁというのが私の勝手な妄想です。郝瑾は、楊令の副官になった時から、楊令暗黒時代(北水19巻終わり~楊令伝始まる前まで)を経て、楊令伝時代の間に、色々心境に変化というか、葛藤みたいなものがあったんじゃないかと思ってます。最初は、ただ「楊令の副官」っていう立場を全うしなくちゃいけない、っていう「副官」っていう立場に対する責任感だけで付いていけばよかったんだけど、楊令暗黒時代にああいう追い詰められて人じゃなくなった楊令を傍で見てきて、この楊令は自分が居なくなったらあっさり死んでしまう、だから自分はこの人の傍から離れるわけにはいかないっていう感情を伴ったものに変わって、楊令伝に入って楊令が梁山泊の頭領になって、性格も明るくなって、ああもうこの楊令なら自分は居なくても大丈夫だとは思うんだけど、暗黒時代にすり込まれた意識が消えなくて、自分の理性の部分とは裏腹に楊令の傍を離れられなくて、何かこう、意識が一周回ってあと自分がこの人にやってあげられることは、暗黒時代の悲願だった童貫の首を取らせてあげることだけだなって思って、だから楊令伝9巻のあそこで突出文字数1,267文字pixiv小説作品広い夜空に翳した指先
◆史進&林冲+史進&楊令。以前書いた『望めど、届かぬ』の史進サイドですー(>_<)過去と今が入り交じっとります……読みにくくてすみましぇーん(;´д`)2,629文字pixiv小説作品