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概要編集

天罡星三十六星の天牢星の生まれ変わりで、序列第三十二位の好漢。


あだ名は「病関索(びょうかんさく)」。「関索」は『三国志演義』に登場する関羽の架空の息子・関索のこと。「病」とは、病気や顔色が悪いという意味ではなく、顔が黄色い事と杭州の方言で「~に勝る」という意味。


河南・薊州の牢役人兼首斬り役人。義弟に石秀。堂々たる風貌、武芸に優れ、たくましい体つきで、全身に刺青があった。


来歴編集

従兄弟が薊州知府として赴任してきたときに一緒について蘇州の役人に就く。

その後、肉屋の未亡人の潘巧雲に婿入りして1年が経った頃、処刑の仕事を終えて祝儀にもらった品々を持って帰っているところに、それらを奪おうとするならず者達に襲われたが、通りかかった石秀に救い出される。

助けてくれたお礼をするために石秀のもとを訪れ、2人はたちまち意気投合し、義兄弟の契りを結んだ(楊雄が一つ年上のため、楊雄が義兄となった)。楊雄は自分の家に石秀を招き、そのまま住み込ませて肉屋で働かせていた。だが、楊雄の妻・潘巧雲は仕事で家を空けることが多い楊雄に不満を抱いて夫との関係が冷え切ってしまい、欲求不満から前夫の供養をしていた僧・裴如海と不倫してしまう(楊雄の家の女中と裴如海に仕える修行僧も2人の密会に協力した)。そのことを知った石秀は楊雄に忠告するが、楊雄は妻のいうことを信じ、石秀を追い出した。だが、後に石秀は裴如海と修行僧を殺害して不倫が本当だったことを知って石秀に謝罪すると、楊雄は妻と女中を妻の前夫の墓がある翠屏山に連れ出し2人を殺害した。最早蘇州にいられなくなった2人は、石秀の知り合いである戴宗のいる梁山泊へ行くことに決めると、たまたま妻達を殺した場面を目撃していた泥棒の時遷も自分を連れて行ってくれと頼まれ、3人で向かうこととなった。


しかし、梁山泊へ向かう途中にあった祝家荘で、時遷が鬨を告げる鶏を盗んで料理してしまったことで騒動を起こし、時遷が捕らえられてしまう。楊雄は、隣村の李家荘の長者・李応に仕えていた知り合いの杜興のつてを頼り、李応達とともに時遷の釈放を願い出るが、祝家荘の主・祝朝奉の息子達に無視されたことに怒った李応が祝家荘へ攻め込んでしまい李応が負傷してしまう。やむを得ず楊雄・石秀は梁山泊の首領・晁蓋に救援を求めた。晁蓋は時遷の盗みに激怒するが、副首領・宋江が取りなし、宋江を大将とする祝家荘攻めの軍が出陣した。楊雄ももちろんこれに従軍し、苦戦の末祝家荘を攻め滅ぼした。そして、楊雄と石秀、時遷はそのまま梁山泊入りする。


関連タグ編集

水滸伝 梁山泊 石秀

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