概要
1963年から1964年にかけて週刊少年サンデー(小学館)に連載された。
もうれつ道場の門下生である倉見は柔道の才とその気質からその師である五船十段から将来を嘱望されていた。それを快く思わない兄弟子、熊手によって谷から突き落とされ記憶と視力を失ってしまうが・・・・・・というのがおおよその内容。
千葉真一主演・東映制作によってテレビドラマ化、1965年9月から1966年3月にかけて、NET、毎日放送、九州朝日放送ほかにて放送された。
なお、タイトルは「くらやみ五段」に、倉見が失明した理由はたまたま遭遇した火事で人命救助をした際に、燃えていた柱が目に当たってしまったために、それぞれ変更されている。
一方寺田はこの作品の終了を期に週刊誌から撤退し次第に寡作となってゆく・・・。