概要
全頭類ギンザメ目の海水魚。学名はHarriotta raleighana。
アズマギンザメ(H. chaetirhampha)と近縁で、見た目もよく似ているため日本では長く混同されており、ずっと和名がつけられていなかった。
交接器や尾鰭の形状等に差異がみられるが、引き揚げる際に欠損してしまう場合も多く、そうなってしまった場合同定は困難。
近縁種と同じく、著しく伸長した吻を持っており、感覚器官が詰まっている。海中で確認された例はないが、おそらく砂の中に潜む獲物を探るのに用いると思われる。
関連タグ
リュウグウノツカイ・・・同じく「ツカイ」とつけられた深海魚。
ヨミノアシロ・・・同じく黄泉の名を冠する深海魚。