「やっぱり知与こそメインヒロイン!!!!」
「それにしてもなんだいこれは生物一可愛い知与が歌って踊っているのに人だかりができてないなんて…」
「みんな頭おかしいのかな…」
概要
主人公愛城恋太郎の叔父にして本作のヒロイン伊院知与の実の父親。妻が早くして他界したため男手一人で彼女を養っている。
人物
無精髭が生えている以外は全体的に恋太郎を痩せさせたような見た目となっており、やる気が無さそうな見た目であるがイケメンである。
しっかり者の知与や人知を超越した怪物レベルの聖人恋太郎とは似ても似つかないビビりで見栄っ張りのダメ人間であり、基本的に良い人しかいない100カノの中ではかなり珍しい人物。
異常レベルで知与に固執しており本人のTシャツには娘命など書かれており、ここは遺伝を感じさせる。他の親の前で「知与の方が100億倍かわいいよ~だ」と言い怒らせるなど遠慮も無い。
しかし前述の通り、頼りない性格と妻が先立たれたことから知与が家事全般をするようになっており良くも悪くも彼女の人格を形成している。そのため、自分は娘として扱っているが、はたから見ると知与と彼の二人で夫婦のように見える歪な構図となっている。
また自分をタンクローリーから助けてくれたことから、恋太郎を世界一いい子と思い込んでおり絶対に恋太郎と知与を結婚させ、「お義父さん」と呼ばれたいリアル[カプ厨]]となっている。しかし妹みたいに見られると恋愛対象として見られないと、娘が生まれた時から恋太郎本人が3歳で遊びたくても妻が死のうが絶対に合わせないというマジキチ采配を取っている。これが無ければ恋太郎も知与もこんなことにはなっていないはずなので実は神様クラスの大戦犯ともいえる。
貞操観念も恋太郎(彼は異常だが)とは違いガバガバであり、初っ端から知与に恋太郎の体を触らせるようにわざと仕向けたり、大人の遊園地とかいうあちこちから隠語や嬌声が飛び交う青少年対応合法風俗施設をデート先に選んだりと、別に知与が汚れても良いと思っているともとれる場面もある。
しかい、これは知与に対する行き過ぎた愛そのものであり、襲ったり舐めまわしたりなどDVも行っておらず、知与本人も許していることから両者の絆もかなり深い。またいざというときはやる性分なので本作の狂人として人気を持っている。
作中での活躍
第51話で知与と一緒に初登場。前述通り知与を大人になるまで合わせたくなかったのだが、恋太郎の周りに大量の女子がいたため、このままだと本命を取られてしまうと焦り、急遽恋太郎を「知与の面倒を見てほしい」と家に誘導、そこで知与に様々なラッキースケベ展開を意図的に起こし、無理矢理距離を縮めようとする。しかし、その全員と付き合っていることを知って衝撃を受け、じゃあどうか付き合ってくれと泣きながら懇願する。しかし彼女にもう惚れていた恋太郎は親が勝手に恋をさせたり、告白してはいけないと言ったうえでお付き合いして下さい。と告白したことで大喜び。
「逆転ホームラン!!!!逆転ホームランいえーッ!!!!」
「お赤飯いえーッ!!!!お赤飯いえーッ!!!!」
「孫いえーッ!!!!」 まだ早いですよ。
ちなみに、このことについては、あの羽々里ですら「一体どんな親よ!!」と言っていた。おめーが言うな。
その後第一回アイドル会で再登場。恋太郎と一緒に人形を使って観客の興味を惹かせた。道中でまたタンクローリーで轢かれたが五体満足で無事会場に参加していた。ちなみにファミリーからは不審者扱いされていた模様。
そして四町対抗市民運動回で再び参戦。木雷杉町長に市民を侮辱され「ぶっ殺すぞクソジジイ」と他同様に激昂した。恋太郎と楠莉の父と共闘するが楠莉の父と常にいがみ合っていた。(完全にこちらが悪いが)しかし、恋太郎の助言により一旦仲直りして騎馬戦で相手を撃破。しかしそのあとのフォークダンスではまたいがみ合っていた。
別の回では、おつかいで再び彼といがみ合い二人から呆れられていた。
総じて恋太郎唯一の男友達ポジションに収まっており、他ファミリーとの関わりは現時点ではない。ただし、正確にやや難ありのためさらなる絡みが期待される。
余談
- 名前の由来は恐らくヒロインのアナグラム。いいんひろ→ひろいいん→ヒロイーン!!
- 17巻のカバー裏で他ファミリーと同様に義父確定狂戦士となり「わあああい結婚だあああ!!!!」と騒いでいた。ところであなた一人で暮らしていけるんですかね。(困惑)