概要
謎解き推理ゲーム『レイトンシリーズ』の一つ。
ゲーム内容はこれまでのレイトン教授が活躍するシリーズとは全く異なり、クイズ形式の「ナゾ」は一切登場しない。
どちらかといえば、証拠と論破によって犯人を追い詰めるという、「逆転裁判」シリーズに近いシステムになっている。また凶悪犯罪を扱う関係上、キャラクターの人柄も他作品とはやや異なる。
2013年5月22日に続編6話~9話を追加した「レイトンブラザーズ・ミステリールーム コンプリートパック」、0~2話まで無料で遊べ、3~9話までは都度購入となる「レイトンブラザーズ・ミステリールーム スターターパック」が新規配信された。
また、2013年6月27日には、ゲーム内容を全て英語にした「LAYTON BROTHERS MYSTERY ROOM」が欧米のApp Storeにて配信開始。
登場人物
アルフェンディ・レイトン
スコットランドヤードの事件分析官。
エルシャール・レイトンの息子であり、このゲームの主人公。
自室には事件現場の投影システムなどが設置されており、その独自の技術で犯罪を分析し解決に導く様は「天才」と称されるほどである。
凶悪犯を目の前にすると性格が一変し乱暴な口調になるという二重人格の持ち主でもある。
ルーシー・クレイラ
(イラスト左)
アルフェンディの部下に配属されることとなった、スコットランドヤードの見習い分析官。22歳。
プレイヤーは彼女の視点でストーリーを進めることになる。
その名前や大きな帽子は、かつてのルークを彷彿とさせる。
関連用語
ミステリールーム
不可思議な犯罪事件のナゾを分析し、解き明かす部署。正式名称は『専門刑事部秘密捜査情報課特命捜査対策室』。
物語開始時点ではアルフェンディだけであったが、後にルーシーが配属される。
パズルピース連続殺人事件
史上最悪の事件。アルフェンディの過去と秘密に深く関係している。
バグ
2015年9月からiOS版にてBGMが出ない・EDが最初の画面で止まるというバグが発生し、ついにはiOS11で動作しない、海外ではFile.3以降が買えない……という致命的なバグが発生し公式からも長く放置されていた。
そのバグも2017年7月6日のアップデートで解消されている。
バグ発生期間中にプレイをあきらめてしまった人は是非プレイしていただきたい。
レイトン ミステリージャーニー
2017年7月20日に発売されたレイトンミステリージャーニーはレイトン教授の娘、カトリーエイルが主人公である。
冒頭でカトリーエイルがミステリールームでおなじみの人物へと手紙を出していたり、エピソード11のタイトルに動揺したミステリールームユーザーは多いのではないだろうか。
全てのナゾをコンプリートするとフリートークが追加され、そこでカトリーエイルとアルフェンディの関係性を明示される。
コミカライズ
2021年よりなんとマンガ5にて『レイトンブラザーズ・ミステリールーム 完全犯罪のパズル』というタイトルで漫画連載がスタート。
ストーリーはゲームと同じだが、コミカライズならではの演出やゲームでは語られなかった各キャラクターの掘り下げなどがされている。
原作・監修はレベルファイブ。漫画作画は闇鍋テルミン。
関連サイト
LAYTON BROTHERS MYSTERY ROOM (6か国語選択・公式サイト)