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ねぶたの編集履歴2012/09/16 11:39:52 版
編集者:GHOST
編集内容:ちょこっと追記

概要

主に青森県8月上旬に行われる夏祭りの一種。

『日本三大奇祭』にその名を連ねる、日本屈指の熱狂的祭りの一つ。

巨大な燈籠山車に乗せて引きまわし、『ラッセラー』の掛け声ととも地面を踏みならしながら踊り狂う。

 燈籠は祭りのクライマックスで川に流される。

 その原型は平安時代に坂上田村麻呂が蝦夷討伐で、敵の不意を突くためにドンチャン騒ぎを演じたことに由来するという。

「ねぶた」とは《根蓋》、すなわち『根の国(黄泉)の蓋』を意味し、地面を踏みならす踊りは、『亡者が黄泉の国から這い上がってこないように蓋を踏み固める』という動作を表すらしい。これは蝦夷への残虐な仕打ち、野辺送り(風葬)でまともな供養を受けなかった死体の氾濫など、憎悪や怨嗟を増やしたことへの恐れと哀悼の意ゆえに、盛大な祭りを催して、亡者の霊魂を慰めようとしているのだという。

 『ラッセラー』『ラッセー』も《来世(=死後)》という意味を含むともいわれる。

 そもそも、雪深く「日本有数の晴れの日数が少ない」都道府県である青森県民の県民性は、内向的で控えめだとされている。

 現代に伝わる賑やかな祭りは『庶民の憂さ晴らし』を起源とする説も多く、ねぶた祭りは、普段は内気な青森県民が、この日とばかりに大暴れする希少な祭りだったりする。

 県民の中には『この日のために去年からエネルギーをためる』と言い切る人すらいるほど。

 兎にも角にも、ねぶた祭りは青森県の魂として、毎年8月初頭の夜に強烈な熱気をはらんで開催されている。

各都市で名称は微妙に異なる(青森市青森ねぶた弘前市弘前ねぷた五所川原市五所川原立佞武多など)。

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