概要
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の劇場版公開作品、及びその三部作の総称。正式名称「映画 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編」
アニガサキ2期最終話の後日談である「アニガサキOVA」の初日上映日(2023年6月23日)、ユナイテッドシネマ・アクアシティお台場にて行われた舞台挨拶で情報公開された。
アニガサキの完結編であり、最後の三学期における物語が描かれると予想されている。
キービジュアル
初報
劇場版決定の発表と共にキービジュアルも公開。同好会13人が学園屋上で横並ぶ様はさながら戦隊モノか、あるいは某超有名海賊漫画(※)前半の仲間奪還編名シーンかのよう。
いつもと違う印象のメンバーの中で、注目を集めたのはミア・テイラーだ。
影が落ちた目元に、普段の髪型から大きく荒ぶった髪。スクールアイドルではなく闇堕ちヒーローの風格が漂っている。ミアの年齢が14であることから「中二病に目覚めたのではないか」とファンの間で噂されている。
この姿の人気は高く、ビジュアル公開から間もないうちから、ファンアートが数多く投稿された。
(※)……この作品はアニメの放送局がお台場であり、アニガサキのシリーズ構成が脚本担当常連という繋がりもある。
第1章
2024年1月14日開催の虹ヶ咲6th_live神奈川公演Day2にて公開。
南の島のような海岸で、歩夢・かすみ・しずく・彼方・エマ・ランジュが砂浜に駆けていく。着ている服はニジガクの夏制服。
このキービジュアルは、4月19日に発表された10月開催の虹ヶ咲7thライブの最速ビジュアルに流用された。
2024年3月23日のAnimeJapan2024内「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会最新情報発表ステージ」にて第2弾を公開。(なお、1月のキービジュアル公開時は「キービジュアル」と明言されていないので、正式なキービジュアルはこちらと思われる)。
沖縄県の名物に囲まれたメンバーたちの姿が非常に賑やかに描かれている。
しかし、キャラクターデザインはテレビアニメ版・OVAを手掛けた横田拓己ではなく、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のキャラクターデザインで知られるけろりらによるものであり、ファンの驚愕を誘った(なお、この交代?についてステージで触れられることはなかった)。
なお、けろりらは、スピンオフアニメ『にじよんあにめーしょん』に原画として参加しており、作中で時々登場する通常等身作画では、彼の画風が如実に表れている。
第1章
2024年9月6日公開予定。
4月19日に公開された特報では、3月に公開されたキービジュアルと同じけろりらの作画による劇中シーンが初公開された。
沖縄を観光するメンバーのほか、テレビ本編で交流した他校のスクールアイドルも何人か登場している。
作画変更に対する反響
そもそも、アニガサキのファンコミュニティー自体がラブライブシリーズの別コンテンツ、特にゲーム版や、直後の作品に対する批判が多く、その後の幻日のヨハネや蓮ノ空への批判も絶えないなど、当該コンテンツを愛好するファンも少なくないことにより、本作のファンへのイメージが悪い人物も少なからず存在する。
その中で、本作での作画変更時に「どうしてテレビ版と同じではないのか」、という批判が飛び交った。
過激な意見の中には、「テレビ版と同じ絵柄で作り直せ」というものもあった。
ファンコミュニティー内ではこのような意見は支局当然のように受け入れられている。
この件でファンコミュニティーの化けの皮がはがれ、アニガサキではないものは見る価値もないと思い、すべて批判する傾向にあるのではないか、と他ブランドのファンや総合的に愛好するファンからは見られている。