概要
ネオ・ブラックゴーストの首領で三つ子のサイボーグ。
本名はブラフマー,ヴィシュヌ,シヴァである。
劇中ではあまり直接登場することはなく、主にゲストの悪役たちに裏から命令を下す黒幕としての出番が多かった。
特徴
頭の一部が透けて脳髄や機械が剥き出しになっているのが特徴である。
ブラフマー
声-古川登志夫(ブラフマー)
黒衣をまとい中央が剥き出しになっている。
ヴィシュヌ
声-田中崇(ヴィシュヌ)
赤衣をまとい左半分が露出している。
シヴァ
声-戸谷公次(シヴァ)
青衣をまとい右半分が露出している。
性格
三人とも冷酷かつ厳粛で部下の失敗を許さず、ネオ・ブラックゴーストを恐怖で支配している。
なお、末弟のシヴァだけが他の二人と時折意見を違え、単独行動を取ることがある。
地位を得られた理由
三つ子の連帯感とサイボーグとしての脅威で幹部や部下たちの支持を得、邪魔な幹部を粛清することで首領の座へ上り詰めた。
過去
元々はヒマラヤの山村を牛耳っていた悪徳行者の息子たちである三つ子の兄弟である。
父は旧ブラックゴースト幹部であるヒマラヤの怪僧。
3人とも自らの脳と肉体の1/3ずつを自分たちに不要な「善」の部分であるとし、001の父であるガモ・ウィスキー博士によって改造された。
脳改造は001以上に行われており、001よりも強力な念動力を操る。
弱点
一種の脳内リンクが形成されており、互いに情報を共有することや言葉を交わすことなく意思疎通を行うことが可能だが、兄弟の内、1人が身体にダメージを受けると他の2人もダメージを負ってしまう。(改造される前も兄弟の内、一人が身体のダメージを受けることで他の2人もダメージを受けこれを連絡手段として利用していた。)
終盤、聖人であるガンダールとも兄弟(厳密には分身)であることが判明し、彼がダメージを受けた時も影響を受ける。
戦闘能力
念動力だけでなく加速装置も内蔵されており、009たちが直接戦闘で勝利することは一度も無かった。
最期
最終決戦の時は合体して009たちを叩きのめし、宇宙から人類を催眠電波で支配しようとしたが、ガンダールの捨て身の行動で滅びた。