概要
コンパス(製図用具ではなく羅針盤の方)を象った徽章。1948年の海上保安庁の設立当初から用いられてきたシンボルマークとして知られる。
元々は船員養成機関である商船学校・高等商船学校の校章であり、現在も商船学校の流れをくむ学校や高等商船学校の流れを汲む海技大学校はコンパスマークを校章にしている。
似た徽章
警察のマーク。昇る朝日と陽射しをかたどった紋章。朝日影とも。現在は五角形だが、戦前には六角形であった。
消防のマーク(六角形)。当初は警察と同じ日章であったが、差別化のため雪の結晶と放水をイメージしたアレンジが加えられた。
「チ」と「ハ」をかたどったもので、コンパスマークに似ているが全く関係がない。