概要
『乾緑郎』は日本の小説家、劇作家、鍼灸師
人物
1971年1月18日生まれ
東京都目黒区出身
東洋鍼灸専門学校卒業
受賞歴
2008年 -「SOLITUDE」で第14回日本劇作家協会新人戯曲賞最終候補。
2010年 -『忍び外伝』(応募時タイトル:忍法煙之末)で第2回朝日時代小説大賞受賞。『完全なる首長竜の日』で第9回『このミステリーがすごい!』大賞受賞。
2013年 -『忍び秘伝』で第15回大藪春彦賞候補。
2015年 -『思い出は満たされないまま』で、2015年啓文堂文芸書大賞候補。
作品
単著
鷹野鍼灸院の事件簿シリーズ
鷹野鍼灸院の事件簿(2014年5月 宝島社文庫)
収録作品:はじめての患者さん / 置き忘れのペイン / 失われた風景 / それぞれのすれ違い / マクワウリを刺す
鷹野鍼灸院の事件簿 謎に刺す鍼、心に点す灸(2016年6月 宝島社文庫)
収録作品:二人のクラウン / 坂道に立つ女 / 師、去りし後 / アイスマンの呼ぶ声 / 今なお君をたずねて
機巧のイヴ
編集
機巧のイヴ(2014年8月 新潮社 / 2017年9月 新潮文庫)
収録作品:機巧のイヴ / 箱の中のヘラクレス / 神代のテセウス / 制外のジェペット / 終天のプシュケー
機巧のイヴ―新世界覚醒篇―(2018年5月 新潮文庫)
機巧のイヴ―帝都浪漫篇―(2020年2月 新潮文庫)
その他の小説
編集
忍び外伝(2010年11月 朝日新聞出版 / 2013年10月 朝日文庫)
完全なる首長竜の日(2011年1月 宝島社 / 2012年1月 宝島社文庫)
忍び秘伝(2011年10月 朝日新聞出版)
【改題】塞の巫女 甲州忍び秘伝(2014年10月 朝日文庫)
海鳥の眠るホテル(2012年9月 宝島社 / 2013年9月 宝島社文庫)
鬼と三日月(2013年5月 朝日新聞出版)
思い出は満たされないまま(2015年4月 集英社 / 2017年7月 集英社文庫)
収録作品:しらず森 / 団地の孤児 / 溜池のトゥイ・マリラ / ノートリアス・オールドマン / 一人ぼっちの王国 / 裏倉庫のヨセフ / 少年時代の終わり
ライプツィヒの犬(2017年5月 祥伝社 / 2020年5月 祥伝社文庫)
僕たちのアラル(2017年9月 KADOKAWA)
見返り検校(2018年10月 新潮社)
【改題】仇討検校(2021年8月 新潮文庫)
悪党町奴夢散際(2018年12月 幻冬舎文庫)
ツキノネ(2019年7月 祥伝社)
【改題】彼女をそこから出してはいけない(2022年7月 祥伝社文庫)
ねなしぐさ 平賀源内の殺人(2020年2月 宝島社/2022年6月 宝島社文庫)
愚か者の島(2021年1月 祥伝社)
戯場國の怪人(2023年7月 新潮社)
浅草蜃気楼オペラ(2024年2月 宝島社)