あーあ 幹部が点検しろしろって
うるさいから一回りしてみるか
うちの交番がやられるわけねーよな
異常ねえや
（爆散）
概要
1990年代に警視庁が制作した交番勤務の警察官教育ビデオに「悪い例」として登場するワンシーン。警察官が交番の周辺をだるそうに見回り、上記の発言をした直後、交番は木っ端微塵に爆散した。
平成の「即位の礼」の前後、反皇室を掲げる過激派テロやゲリラ事件が相次いでおり、警察官の独身寮などを狙った爆弾テロも多発していた。警視庁はこれに対応すべく、交番勤務の警官に向けて爆弾テロ対策の教育ビデオを制作した形である。その中で交番が爆弾テロの標的となる様子を再現したのが、上記の「異常ねえや」のシーンとなる。
ビデオが作られた経緯は深刻なものがあったが、警察官のあまりにも怠惰なセリフとそれを忠実に書き起こした字幕（後付け）、そして露骨なフラグ発言の直後、いっそすがすがしいレベルで交番(よく見ると名前が「皇居前警備派出所」になっている)が吹き飛ばされる様など、一見ネタ動画にしか見えない有り様から、X(旧Twitter)上ではよくネタにされている。
関連動画
元動画（【現場から、】平成の記憶、改元めぐる“テロ”～警察の戦い 191018）
