概要
漫画『遊☆戯☆王』を原作としたカードゲームに登場するレベル8・光属性・ドラゴン族の効果モンスター。
青眼は青眼でも海馬瀬人の青眼ではなく、長年に渡りフィーチャーされる事の少なかった武藤双六所有の4枚目の青眼の白龍をモチーフとしたカード。
その性能もブルーアイズモンスターでありながら双六のエースモンスターエグゾディアとそれをサポートする千年/ミレニアムモンスターを補強する性能となっている。
カードイラストは闇遊戯と海馬の初デュエル時、死者蘇生により遊戯のモンスターとして再召喚された際の青眼の白龍がモチーフ。
本家青眼と異なりカード名が「龍」ではなく「竜」になっているが、これは初登場時の青眼の白龍は名前が「青眼の白竜」であったため。
カード性能
カードテキスト
このカード名はルール上「ミレニアム」カードとしても扱う。このカードの、①の効果は1ターンに1度しか使用できず、③の効果は自分が「千年の十字」を発動したデュエル中に1度だけ使用でさる。
①:このカードを手札から捨てて発動できる、デッキから「千年の十字」1枚を手札に加える。
②:このカードのコントロールは変更できない。
③:このカードが墓地に存在する状選で、相手がレベル8以上か攻撃力3000以上のモンスターを召喚・特殊召喚した場合に発動できる。そのモンスターを墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
解説
「ブルーアイズ」モンスターではあるがブルーアイズのサポートを行う効果はほぼ無いと言ってよく、「ミレニアム」モンスターでもあることからそちらでの使用が主流になる(ブルーアイズを対象とするサポート効果は受けられる)。
他の千年/ミレニアムモンスターやエグゾディア同様「千年の十字」を主軸とした運用を行うが、このカードの強みは「永続魔法扱いで場に出る効果」が無い代わりに自身をコストにライフポイントの消費無しで「千年の十字」をサーチ出来る点。
また「千年の十字」使用後にデュエル中一度だけ、と言う縛りこそあるが相手モンスターの除去を伴う特殊召喚効果も持っており、高レベル高ステータスモンスターを召喚した相手に対する妨害効果も備えている。
因みに②のコントロール変更に関する効果は、原作において双六の青眼が海馬の攻撃指示を受けつけなかったシーンの原作再現である。
余談
海馬が双六の青眼を破った際、その理由を「(デッキ編成限度を超えた)4枚目は敵になるかもしれないから」としていたが、皮肉にもその予言が従来のブルーアイズとシナジーを持たないブルーアイズモンスターとして復活と言う形で的中したことになる。
このカードが発表された際、遊戯王好きを公言する中島健人も自身のInstagramで反応している。