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おざしきゲレンデの編集履歴

2024-07-04 01:42:05 バージョン

おざしきゲレンデ

おざしきげれんで

『ドラえもん』に登場する、ひみつ道具の一つ。

概要

てんとう虫コミックス2巻及び、藤子・F・不二雄大全集1巻に収録「勉強べやの大なだれ」に登場。


トレッドミルのようなアイテムで、 これに乗ると室内でも手軽にスキーを楽しむことができ、立体映像による雪景色を周囲に映すこともできる。


ストーリー

スネ夫が新しく買ってもらったスキーを自慢すると、しずかジャイアンも自分達のそれの素晴らしさや凄さ話し出すが、のび太だけは持っていないと言い出した。これにしずかは「買ってもらえばいいのに」と言うが、スネ夫とジャイアンによって、滑れないから買っていないことがバレてしまった。だがのび太は「そんなこと言うなら、買ってもらうぞ!」とやけになりながら、パパに相談を始めた。


スキーが高額なことを理由に買ってもらえないことを期待したのび太だったが、パパはのび太がスポーツ嫌いなことを心配して予めスキーセットを買いており、のび太のやる気に感心してそれを押し入れから取り出してきた。これに喜ぶしずか達に、のび太は雪が降らないと滑れないとこを言うが、その時まもなく雪が降るという天気予報が流れてきて、しずか達は「スキーができる」と喜び始めた。


だがのび太はドラえもんに助けを求め、スキーの練習は雪がないから無理、かといって振ってからでは遅いことを説明し、皆が自分の転ぶとこを見ようと待っていることも言うと、仕方なく「おざしきゲレンデ」を出してくれた。ドラえもんがこの上で滑る様子を見たのび太は、面白がって自分もやってみたが、上手く滑れず転んでしまい、途中で投げだしてしまった。


これにドラえもんは皆の前で恥をかきたくないとこを持ち出すが、それよりも痛いのはもっと嫌だと言われたため、それでもやるよう一喝。だがのび太が周りが雪景色でなくちゃ滑る気になれないと言い出したため、立体映画で周りを雪景色にして見せた。しかしそれでものび太は転んでしまい、今度は雪が冷たくないと文句を言い出したので、その通りにしたが、寒さに耐えきれず逃げ出したため慌てて捕まえ、代わりにマフラーを持ってくることに。


だがマフラーを持ってきてものび太は練習を嫌がり、スキーなんかやりたくないと弱音を吐き出したため、そこが君の悪い所で何かやってみて上手くいかないとすぐ嫌になってしまうことを言い、そんなことでは何時まで経っても何もできないことを言い放った。これに心打たれたのび太はドラえもんに恨んだりして悪かったことを謝り、練習を再開。


しかし立っているたけのドラえもんは寒くなってしまい、少し寒さを緩めようと思ったが、ボタンの変なところをいじってしまったために吹雪が発生しスキーどころではなくなってしまった。そんな中パニックになったドラえもんが何かに当たったことで雪崩も発生し、2人はこれに巻き込まれドラえもんは生き埋めになってしまった。そしてのび太も助けを呼びに行こうとしたが、六畳の部屋であるはずなにに走っても走ってもドアが見つからなかった。


のび太は「だれかあ!助けてえ!」と悲鳴をあげ、これを聞いたママがのび太の部屋を見に行くと、そこには崩れ落ちた布団の下敷きになったドラえもんと、助けを求め叫び続けながらおざしきゲレンデの上を走り続けるのび太の姿があった。


アニメにおける原作との主な相違点

大山版は1980年1月9日に、水田版は2006年3月24日にそれぞれ放送している。


1980年版

  • のび太がスキーを持ってないことに対して、ジャイアンが「ははあ、分かった」、スネ夫は「滑れないもんだから、買ってもらえないんだ」と言っている。
  • 今夜あたりか雪になることは、ママが言いに来ている。またのび太は、先に皆が自分が転ぶのを楽しみにしていることを説明し、その後で雪がないことや、降ってからでは遅いことを説明している。
  • ドラえもんが皆の前で恥をかきたくないんだろと言ったり、のび太が恥をかきたくないけど、痛いのはもっといやだと言う描写はカットされている。ちなみに周りが雪景色じゃなくちゃと言った時、のび太は嫌みっぽい態度をとっていた。
  • 野比家は停電になっていないため、ママはアイロンの底を触っていない。
  • 本編終了後のショートアニメは、ドラえもんが雪が降り積もった屋根をスキーで滑ったところ、落ちそうになったが、パラシュートが開いたので助かったというものだった。

2006年版

  • しずかちジャイアンが、自分達のスキーだってすごいと言った順番は逆になっている。そしてスネ夫は今度の休みに別称でスキーをしようと、皆を誘っている。
  • のび太がスキーを持ってない理由に関してスネ夫は「どうせ滑れないからやりたくないんだろ」、ジャイアンは「のび太は運動音痴だからな」と言っていて、スキーを買ってもらうと言われた際には「いいぞ、そのいきだ!」とも言っている。そしてスキーができることになった際、しずかは「よかったわねのび太さん」、スネ夫は「これでのび太もスキーができるってわけだ」、ジャイアンは「滑れるかどうかは見物だけどな」と各々言っている。
  • ドラえもんは練習を投げだしたのび太に「少しぐらい我慢してやれ!」と言っている。
  • ドラえもんはのび太を一喝した際、「君はそれでいいのかい!このままの自分で満足なのかい!」とも言っている。またこの後ののび太のセリフのうち「恨んだりして」の部分はカットされている。
  • ドラえもんがくしゃみをした度に、のび太は転んでいる。また吹雪になった際、のび太は「雰囲気出し過ぎだよ」とも言っていて、この時雷も鳴っていた。
  • 1980年版と同じく野比家は停電になっておらず、ママは助けを呼ぶのび太の声を聞いて本気で心配して部屋に来ている。そしてドアを開けた拍子に、どこでもゲレンデのコンセントも抜けている。

関連タグ

ドラえもん ひみつ道具

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