概要
2013年8月16日放送。第810話。「オラは見た!カスカベ都市伝説シリーズ」第三弾として放送された。
あらすじ
ある日、しんのすけ、風間くん、マサオくん、ボーちゃんの4人がボール遊びをしていると、うっかりボールを遠くへ飛ばしてしまった。
ボールを捜していると、いつの間にか竹林の中に迷い込んだ。その中には立派な邸宅があり、一人の老婆がいた。しんのすけはその老婆の指にアクション仮面が月に行ったエピソードに登場したAの形の指輪をつけていることに気付いた。
ボールは老婆が持っており、しんのすけたちは返してほしいというが老婆はあなたたちのような孫はいないとして返してくれない。老婆は「なよたけのかぐや」と名乗り、風間くんはかぐや姫と同じ名前と思い、かぐや姫がおばあさんになったのではと思い、かぐやさんと呼ぶことにした。
風間くんの推測通りかぐやは自分こそがかぐや姫であり、今はこの場所に住んでいること、かぐや姫の話はオリジナルの展開であることを告げた。
そして地球の住人は年をとるのが速いからもう月に帰ろうと考えている。ボールは記念にもらっていくが、返してほしかったら丸いものをもってきてと言われる。
風間くんは月の写真、ボーちゃんは月餅、マサオくんはけん玉などの丸い玩具を持ってきたが、かぐやはまだ返してくれない。
しんのすけは尻を布の上から出して月の出のように演出するが、それを見たかぐやは月を思い出し感動した。そして月に帰ると言って障子を閉めてしまった。
結局帰してくれなかったとガッカリしながら帰るしんのすけたち。
翌日、邸宅はなくなっておりボールだけが残され、丸い穴が三つ残されていた。まるでUFOが不時着していたかのように……
余談
この話はかぐや姫だけでなく、ウルトラマンAをモチーフにしたパロディ作品である。
かぐやの声優も同作の主人公の片割れである南夕子役の星光子が演じており、Aの形の指輪=ウルトラリングとエースの小ネタが仕込まれている。