詳しくはこちらを参照。＞クラウディウス・カエサル・アウグストス
CLAVDIVS CAESAR AVGVSTVS
| 名前 | ティベリウス・クラウディウス・ネロ・カエサル・ドルスス |
| Tiberius Claudius Nero Caesar Drusus | |
| 皇帝名 | クラウディウス・カエサル・アウグストス |
| CLAVDIVS CAESAR AVGVSTVS | |
| 世没 | 紀元前10年8月1日 - 54年10月13日（44歳） |
| 治世 | 41年1月24日 - 54年10月13日（14年） |
アウグストゥスの妻リウィアの孫にあたる。
体や脳障害により『間の抜けた顔』をしていたのでアウグストゥスからは元首には不適格とされた、3代元首ガイウス・カエサル・アウグストスとその家族が皇帝親衛隊により斬殺された後、クラウディウスは物陰に震えながら隠れていたが、兵士にみつかった。
彼は死を覚悟して命乞いをしたが、親衛隊は「将軍万歳!!」といった、これによりセナートスの承認をさしおいてすぐにローマ元首にの地位に就くことになった。 この時クラウディウス30歳。
クラウディウスは当初、障害者ということと。今までの自堕落な生活ぷりから無能な元首だろうと予測されたが。しかし実際の勤勉で歴史家であり良く統治した、先代カリグラの借金財政を立て直し、ブリタニア遠征まで行った。
しかし、非常に臆病であり、少しでも相手に欺瞞を持つと即処刑を言い渡した。その臆病さを、元首政権の高官、政治家などが利用した。
体の障害などでローマ人たちにはローマ元首でありながら、『小馬鹿』にされた。
注意すべきなのは、『絶対的権力者』のローマ元首をローマ人が小馬鹿に出来たことだろう。
クラウディウスは54年10月13日の夕食中に崩御したといわれており、病気の進行による急死とされているが、当時の人々より毒キノコの中毒による暗殺説がある。享年44歳。
クラウディウスの4番目の妻であり、ネロの母、アグリッピナの暗殺とする説が古代から有力視されている。
関連
- ガイウス・カエサル・アウグストス（カリグラ）3代（前）
- ネロ・カエサル・アウグストス 4代（次）
