プロフィール
人物
メインストーリーのプロローグ時に連邦矯正局を脱走した「七囚人」の一人で、元山海経高級中学校の生徒にして錬丹術研究会の元会長。
異名は五塵の獼猴(ごじんのびこう)。
秘薬の密輸に手を染め、山海経を永久追放された経緯を持つが、山海経内でのみ且つ(キヴォトス基準で見た場合
だが)小規模な問題しか起こしていないためかワカモやアキラとは違い、一般的な知名度はさほど高くないらしく、山海経内でも名前を知らない者がいるほど。その一方で錬丹術研究会の薬子サヤからはその過去から聞き捨てならない存在と危険視していたも関わらず、伝統を重んじる保守的な傾向が強い玄龍門が自分達で処分せず、わざわざ情報が周囲に漏れてしまう連邦矯正局送りにしていると謎がある。
右が白、左が黒の特徴的な髪色と胸元が大きく開いたセクシーなチャイナドレスが目を引く。
また、元錬丹術研究会所属とあってか中華風の装飾が施された白衣を肩にかけている。
イベント「龍武同舟 ~思い描くは、ひとつの未来~」で発生した、萬年参密輸事件の真犯人。
多額の報酬を用意していたあたり、指名手配犯という立場でありながら何かしらの資金源を有している模様。
自身は直接動かず他者に指示を出して密輸を行っていたとはいえ、手を出す事は恥という風潮の強い梅花園の園児達をも平然と利用する豪胆さと悪辣さを持つ。
また、捕らえられた密輸犯達が「カイの情報を言ってしまうと自分達の身が危ない」と恐怖するほどの底知れなさを感じさせる。
七囚人となった原因である前科に加え、麻薬にも等しい効能を持つ萬年参を校外に持ち出したことから何やらよからぬ企みをしているようだが、果たして…?
余談
現在判明している七囚人のうち、カイ以外の二人はそれぞれ身体特徴として獣耳と尻尾を有しており、何かしらの動物がモチーフとなっていることが窺える。
では獣耳も尻尾もないカイのモチーフは何かというと、二つ名の「獼猴」が「猿」を表す言葉の一つであることから猿がモチーフと予想されている。苗字に使われている「申」も十二支において猿を表すため、予想の信憑性を高めている。
ちなみに二つ名の「五塵」とは仏教用語で、塵の様に人間を汚す五つの欲望(色、香、触、音、味)を表す言葉。自らの欲望を抑える事なく密輸に手を出した(と思われる)彼女らしい二つ名と言えるか。
なお、彼女も登場時点で既に先生に対し興味津々のようだが、既に登場している2人の七囚人と同様の感情かは不明。研究者ということで研究材料としてしか見ていない可能性も…。