アメストリス軍中央司令部の軍法会議所に勤務する女性で、マース・ヒューズの部下。
眼鏡がトレードマークで、自分に自信が持てず常におどおどしている。
「本の虫」と呼ばれるほどの読書好きが高じて国立中央図書館第一分館に勤務していたが、逆に読書好きが災いし、仕事そっちのけで本を読みあさっていたためクビになった。
一度読んだ書物の内容を全て正確に記憶できるという凄過ぎる特技を持っており、人造人間の手で消失したティム・マルコーの研究資料を全て複写してエルリック兄弟に渡し、そのお礼としてエドから相当な額の謝礼をもらったらしく病気の母を良い病院に移すこともできたようである。その後エドの推薦もあってヒューズの部下として軍法会議所に再就職することが出来た。
ヒューズの死後は、彼の死の真相を探るマスタング大佐に協力した。
ちょい役に過ぎないとはいえ、彼女の協力がなければエド達は賢者の石の実態を知ることができず詰んでいたので物語には欠かせなかったキャラクターの1人。
マルコーの研究資料を図書館ごと丸焼けにして隠滅したと思ってたラストですらどうやってエド達が賢者の石の情報を得たのか疑問に感じていた。
幸いにもラストはそれ以上は追求しなかったものの、もしもホムンクルス側がもう少し用心深ければシェスカも標的にされていた可能性もあり得た。
原作及び2009年版のアニメではその後の出番はないが、2003年版のアニメではヒューズの死に疑問を持ち人造人間達の謎を独自に調べるため大幅に出番が増えており、途中からウィンリィと行動を共にするようになり劇場版にも登場する。