サンタナ
さんたな
サンタナとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部「戦闘潮流」に登場するキャラクターである。
概要
第2部のボス陣営「柱の男」たちの中で、ジョセフたちがであった最初の一人である。
スピードワゴン財団によってメキシコのリオダダ川流域の遺跡から発見される。
発見時は衣服等を身に着けていたが、復活時には調査のためにはぎとられていたためか全裸であった。
ゆるく癖のついた長髪に、生え際近くから生えた鬼のような二本の小さな角が特徴。
名前はシュトロハイムにより、「メキシコに吹く熱風!」に由来して付けられた。
劇中での行動
はじめはSPW財団で研究されていたが、途中でシュトロハイムらナチス軍によって奪取され、ナチスのメキシコ基地に収容され、引き続き研究対象とされる。
そしてシュトロハイムによって捕虜の血を糧に復活し、彼らの実験で石仮面で吸血鬼と化した捕虜を捕食し、その今日の能力の片鱗をみせるける。
そして監視の隙をついて脱走し、体をゴムのように変形させ、空気供給管を通って実験室から脱出。ドイツ兵たちを乗っ取り、彼らを操って虐殺していった。
だが、サンタナ奪還のために基地に潜入していたジョセフが乱入。
「ハッピー・うれピー・よろピくねー♪」……と渾身のギャグで平和的に接触を図るもこれを拒否。
その凄まじい戦闘能力でジョセフらを圧倒し、ジョセフとシュトロハイムはやむなく共闘戦線を張るはめになった。
激闘の末、白日の下に曝されまいとシュトロハイムを乗っ取りにかかるが、シュトロハイムは自爆。ダメージこそ受けなかったが、隠れ場所を失い、基地内の井戸を逃走経路にしようと画策。それを阻むジョセフと再度対峙する。
弱ったジョセフを圧倒してどうにか井戸に飛び込んだものの、運悪く空高く昇った太陽と井戸の水に発射した光にさらされて完全に石化。
石化したサンタナはSPW財団によって再び回収され、紫外線ライトの付いた安置室で保管されることとなった。