羂索「アレが宿儺と生き続ける限り呪いの連鎖は止まらない」
脹相「悠仁が生き続ける限り……?違うな オマエが生き続ける限りだろ!!加茂憲倫!!
全ての不幸の中心はオマエだ!!断じてっ悠仁じゃない!!!」
概要
主な台詞まとめ(ネタバレ注意)
脹相「よくも……!!よくも俺に!!虎杖を!!弟を!!殺させようとしたな!!」
(単行本16巻 第134話渋谷事変51)
脹相「(俺の術式の影響なんだ 血の繋がった弟達の異変はどんなに遠くにいようと感じ取とれる)」
脹相「(「死」 それは生物にとって最後にして最大の 異変)」
脹相「(俺はあの時眼前で 虎杖悠仁の「死」を強烈に感じとってしまったのだ)」
脹相「(つまり悠仁も血の繋がった俺の弟…!!)」
(中略)
羂索「(脹相の攻撃をかわしながら)無理するなよ 疲れてるだろ」
脹相「だから何だ それが弟の前で命を張らない理由になるか?」
(中略)
虎杖「(脹相を拘束していた氷を砕いて)味方でいいんだな!?」
脹相「違う!!」
虎杖「あ゛!?」
脹相「俺はお兄ちゃんだ」
虎杖「真面目にやってくんねーかなぁ!!」
脹相「とりあえず一回呼んでみてくれないか?お兄ちゃんと」
(単行本16巻 第135話渋谷事変52)
虎杖「脹相こそいいのか?俺はオマエの弟も殺したんだぞ」
脹相「いい アレは事故だ」
脹相「壊相も血塗も俺の立場なら同じようにしたはずだ」
脹相「赦す赦さないじゃない 兄弟とはそういうものだ」
(単行本16巻第138話禪院家)
脹相「(凄まじいな)」
脹相「(俺と闘った時はパワフルな印象だった)」
脹相「(今はそこに繊細さが加わっている 淀みない呪力操作 桁違いの膂力)」
脹相「(正に鬼神!!)」
脹相「(これでまだ全快ではないというのだからな)」
脹相「流石俺の弟だ」
虎杖「まだ言ってんの?」
(中略)
直哉「(虎杖に対して)君 死刑やって 悟君の後ろだてがのうなったから」
脹相「あ゛ん?」
(中略)
(直哉に加えて乙骨も現れて脹相と虎杖に対峙する)
脹相「逃げるぞ悠仁」
虎杖「あ?」
脹相「金髪は種のあるスピードタイプ」
脹相「アイツと追いかけっこは美味くない 俺が足止めする」
虎杖「大丈夫かよ」
脹相「俺はな 狙われてるのはオマエだぞ悠仁」
脹相「(悠仁と術師を戦わせず かつ俺に引け目を感じさせない提案)」
脹相「黒髪…乙骨から逃げ切ることだけを考えろ 五条悟と同じタイプと見た 戦ったら死ぬぞ」
脹相「(フッ……世話が焼ける… )」
(中略)
脹相「昨日の地点で落ち合うぞ」
虎杖「応!!」
(中略)
直哉「詰みや 死ぬで君」
脹相「オマエこそ 俺の弟に手を出して生きて帰れると思っているのか?」
(単行本16巻第139話狩人)
脹相「(直哉にとどめを刺しながら)悪いが兄弟を愛せなかったオマエの気持ちは分からん」
(単行本16巻第142話お兄ちゃんの背中)
(脹相と虎杖の別れ際)
虎杖「脹相!!」
脹相「!」
虎杖「ありがとう 助かった」
脹相「……死ぬなよ」
(単行本17巻第146話死滅回游について)
羂索「死滅回游は既に役割を終えた 日本にいる非術師の同化前の慣らしは済んでいる」
脹相「(どういうことだ!?早すぎる……悠仁達は無事なのか?)」
(中略)
羂索「新しい呪力の形は呪霊をもう一段階上の存在に昇華させることで生まれるかもしれないと だからこそ呪霊と人間の混血である君達には期待したんだけど ガッカリだ普通すぎる」
脹相「次 弟達に触れてみろ この余興を待たずに殺してやる」
(単行本23巻第202話血と油1)
脹相「……答えろ 悠仁に何をさせるつもりだ 150年放置してきた俺達とは訳が違うはずだ 悠仁で何を企んでいる」
羂索「……うーん アレは具体的に役割があるわけじゃ……まぁ強いて言えば器であることが役割で既にそれは済んでいるからね 虎杖悠仁は始まりの狼煙なんだ アレが宿儺と生き続けるかぎり呪いの連鎖は止まらない 新時代の台風の目なんだ」
脹相「悠仁が生き続ける限り……?違うな」
脹相「オマエが生き続ける限りだろ!! 加茂憲倫!!全ての不幸の中心はオマエだ!!断じてっ悠仁じゃない!!!」
(中略)
羂索「君達は失敗作だからね!!」
脹相「オマエに弟達の何が分かる!!」
(単行本23巻第203話血と油2)
(羂索戦作戦会議で羂索と一対一で戦闘したいという脹相の要望に戦闘力的に脹相が死ぬと注意されて)
脹相「奴さえ殺せればそれでいい 弟や弟達の半身である母の呪いのため そして悠仁の未来のために」
(単行本23巻第207話星と油3)
(羂索戦作戦会議)
脹相「弟達が受肉した時思ったんだ 異形の肉体を持つ弟達を“人”は受け入れられないと だから“呪い”として生きる道を選んだんだ だから殺した 渋谷で大勢 俺が殺したのは人間だけじゃない 血塗と壊相を殺したのも俺だ 俺が“人”として生きる道を選んでいれば弟達が殺し合うことはなかったんだ なんでだろう なんであの時 俺は……なんで……楽な道を選んだ “人”として苦しむ二人を俺が見たくなかったんだ 二人はそんなに弱くなんてないのに そしたらどうだ まるで罰のように“人”として苦しんでいる悠仁が現れた きっと俺達は四人で戦う運命だったんだ 俺が楽をしたせいで悠仁を独りにしてしまった」
(中略)
脹相「俺はなんの信念もなく人を殺した これ以上悠仁とは生きられない ここしかないんだ 俺の命の使いどころは」
(単行本23巻第208話星と油4)
真希「自称虎杖の兄貴」
(単行本24巻第211話熟む)
(宿儺戦に向けて虎杖が「赤血操術」習得の為に脹相の他の兄弟である受胎九相図4番〜9番を取り込んだ事について)
虎杖「ありがとう」
脹相「いいんだ」
虎杖「違う…兄弟たちのこと」
脹相「いい オマエの中で生きられるならそれで」
(単行本25巻第220話自浄自縛)
宿儺戦へ迎う五条を見送る緊迫した重い空気を穏やかに一変させた虎杖の行動に対して穏やかに微笑む
(単行本25巻第222話予兆)
(五条対宿儺戦観戦で脹相と虎杖が隣同士に座っている)
脹相「(五条が右脳の前頭前野を破壊して反転術式で治癒する方法で焼き切れた術式を何度もリセットしていた事に対して)やった回数だけ死にかけてると思っていいだろう」
虎杖「そんな無茶を4回……」
脹相「今もしたなら5回だ」
(単行本26巻第230話人外魔境新宿決戦8)
⚠️この先未単行本化エピソード注意⚠️
(宿儺戦作戦会議)
日下部「この戦いは役に立てる奴の方がおかしいっちゅー話だ」
虎杖「(「赤血操術」を加茂憲紀に教わった事に対して)俺は先輩に色々と教えてもらえて助かってるよ 脹相は教えるの下手だから」
脹相「(それまで目を閉じていたが驚いてギャグ調の表情になる)」
憲紀「……そうか」
(週刊少年ジャンプ2024年1号 第244話人外魔境新宿決戦16)
(宿儺戦で虎杖が4回瀕死の重傷を負い反転術式で修復したが修復が追い付かずうずくまり吐血している虎杖に対して、宿儺に腹部を貫通され重傷を負っていた脹相が虎杖の背に手を添えながら)「落ち着け 思い出せ イメージしろ」「根を張るように体の隅々まで血を巡らせ 血管で体の輪郭を形成する イメージ」
(週刊少年ジャンプ2024年14号 第252話人外魔境新宿決戦24)
(宿儺戦準備期間、虎杖が脹相・ 加茂憲紀に赤血操術を教わる事になった。「教えて!お兄ちゃん!!」という煽り文が付いている。)
脹相「「百斂」のコツか……」
(中略)
脹相「「百斂」は……そら……そうよ……そらあれよ……(野球の素振りの動作をしながら)」
虎杖「オマエマジか」
(中略)
虎杖「(憲紀から分かりやすい説明をされて)脹相 教えるっていうのはこういうことだよ」
脹相「「超新星」!!「超新星」は俺に聞け!!」
憲紀「いや所詮 赤血操術は虎杖にとって付け焼き刃 簡単な止血や縫合の仕方をおさえておいた方がいいと思う」
脹相「ぐぬぬ」
(宿儺戦で宿儺が放った最終奥義「竈(かみの)」の炎を脹相が虎杖に向かい合う形で背中で受け虎杖を血のドームで守り、微笑む。)
脹相「悠仁」
虎杖「脹相!!なんで!!」
(脹相が耐えきれず顔が割れ灰になり始める)
虎杖「……!ダメだ……!!」
脹相「修行では役立たずで済まなかったな 俺は感覚派だから」
虎杖「脹っ……!!」
虎杖「感覚派って良く言いすぎだろ」
(場面転換し精神世界のイメージ内で虎杖と森の中でテーブルを挟み向かい合って二人だけで対話している)
(中略)
脹相「悠仁 すまないな オマエをまた独りにしてしまう」
虎杖「そんなこと考えてたのか?………一番しんどい時隣にいてくれたろ それだけで十分だ」
脹相「そうか……」
(脹相が自分と他の兄弟が受肉前に瓶詰めで寒い環境に置かれお互いの存在のみで安心を繋ぎ止めていた辛い150年を回想する)
脹相「(俺たちの150年は悠仁にとってあの数日だったのか)」
脹相「ありがとう悠仁 俺の弟になってくれて」
虎杖「……ありがとう 兄貴(涙を流しながら)」
(週刊少年ジャンプ2024年24号 第259話人外魔境新宿決戦31)
作者描き下ろし
2024年7/1〜8/31集英社夏のコミックスフェア「ナツコミ」の企画で配布された描き下ろしイラスト入りレンチキュラーしおり(各作品毎に絵柄は一つのみ)の呪術廻戦の絵柄が「脹相と靴を脱いだ虎杖がポンカンと茶の缶を側に置き野原で寝転がってくつろぎ、笑顔の虎杖がこちらに手を振っている」絵柄だった。(以下リンク先外部サイト参照→https://x.com/jyujyutu_001/status/1806141815533572577?s=46&t=gR6sfhhO19_GomJ7rqLZCQ)
余談
アニメ『呪術廻戦』2期(渋谷事変)13話第37話「赫鱗」で虎杖に脹相がとどめを刺そうとした時、脹相の術式の影響で見た「存在しない記憶」の幻覚のアニメオリジナル演出として虎杖が脹相にミートパスタをあーんしていた。
また、このミートパスタが2024年2月21日(水)~3月3日(日)にタワーレコードカフェ4店舗にて開催されたTVアニメ第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」コラボカフェのメニューで「虎杖悠仁のミートパスタ」として脹相ではなく虎杖のメニューとして提供された。(以下リンク先外部サイト参照→https://tower.jp/article/news/2023/12/25/c101)
外部コラボ
●2024年2月21日(水)~3月3日(日)にタワーレコードカフェ4店舗にて開催されたTVアニメ第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」コラボカフェのメニューで脹相と虎杖の戦闘シーン「存在しない記憶」に登場するパスタをイメージしたメニュー「虎杖悠仁のミートパスタ」が脹相ではなく虎杖のメニューとして提供された。(以下リンク先外部サイト参照→https://tower.jp/article/news/2023/12/25/c101)
●2024年8月1日(木)~27日(火)に渋谷ヒカリエ 6F/7F/11Fのカフェ&レストラン開催の「呪術廻戦展応援フェア」で提供されるメニュー24種の内、7つが脹相と虎杖の組み合わせをイメージしたメニューであった。(以下リンク先外部サイト参照→https://www.hikarie-entertainment-times.com/post-14901/#1)