新潟鐵工所

にいがたてっこうしょ

2007年まで存在した重工業。メイン画像は新潟鐵工所が製造した鉄道車両のひとつ。

概要

機械、造船、石油など、主に重工業製品を製造したメーカー。

1895年に日本石油（現：ENEOS）付属新潟鉄工所として開設。石油関連機械の製造を開始。1899年頃から船舶用機器、鉄道車両、鉱山関連機器などの製造も請け負うようになる。

1910年に新潟鐵工所として独立。生産拠点のある新潟県では有力企業の代表格だった。

「新潟鉄工」または単に「鉄工」と省略されることもあり、鉄道車両の製造銘板には「新潟鉄工」と記されていた。

しかし、2000年代になると海外エンジニアリング部門の業績悪化に伴い資金不足が深刻な問題となり、そこにアメリカ同時多発テロも重なり受注が大幅に減少。

2001年に経営破綻し、2007年に各事業ごとに他社に経営が譲渡され、解散した。

事業を譲受した会社

事業部門	譲受会社
環境	日立造船
医薬、産業プラント	IHI
石油関連	レイズネクスト
造船	新潟造船
変速機関連	日立ニコトランスミッション
原動機	IHI原動機
鉄道車両製造	新潟トランシス
機械関連	ニイガタマシンテクノ
流体荷役運搬	東京貿易エンジニアリング

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