自民党総裁選
じゆうとうそうさいせんきょ
自民党の総裁を決めるために実施される選挙。
概要
自民党総裁選挙(以下、総裁選という)とは、自民党党内の指導者たる「総裁」を決める選挙のこと。
投票は、党所属の国会議員(議員投票)と全国の自民党員・党友などによる投票(党員投票)によって行われる。
総裁候補者になれるのは、党所属の国会議員のみである(総裁公選規程9条)。
昔は推薦人は必要なかったが、1971年から推薦人は10人に、1982年には推薦人50名が必要だとなったが出馬のハードルが高すぎるため、現在の推薦人20名となった。
過半数に達した候補者がいない場合は、決選投票となり、党員投票は地方票(47票)として数える。
与党である自民党で総裁に任命されることは次期総理大臣になれることを意味している。
逆に野党期の自民党での総裁は当然ながら総理大臣には任命されない(野党期の自民党総裁としては河野洋平・谷垣禎一が挙げられる)。