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高市早苗

たかいちさなえ

日本の保守政治家。自民党所属の衆議院議員。総務大臣、自民党政務調査会長、経済安保大臣などを歴任。
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概要編集

自民党所属の女性国会議員。1961年生、奈良県出身。

奈良県立畝傍高校から神戸大学経営学部経営学科。松下政経塾出身。自民党政治家としては無派閥だが、かつては清和政策研究会に所属していた。

実は慶應義塾大学にも合格していたが、弟が私立中学に合格したから国立大学である神戸大学に長距離通学する羽目になったという。

アメリカ民主党のパトリシア・シュローダー下院議員のコングロッショナルフェローというお茶くみやコピー取りをする実質上の下働き(但し、特権階級レベルの人間でないとさせてもらえないレベルとされているが)を経験後、テレビ朝日のCNNヘッドラインのキャスターをしたり『プレステージ』というテレビ朝日の深夜番組で飯干景子蓮舫と共演。この時はパンクファッション臭い恰好をしていた。そしてフジテレビ朝だ!どうなる?に出たりと実はタレント上がりでもある。ちなみに単なる下働きであるコングロフェッショナルフェローを「議会立法調査官」と若手時代の著書で詐称したことでも知られている。

同党の山本拓議員と2004年に結婚し、その後は本名が「山本」姓であったが、2017年7月に互いの政治的スタンスがずれたとして離婚したことを発表した。

しかし2021年に復縁。


前述のタレント業や経済系の大学教員を経由して1993年に無所属で初当選し国政デビュー。

その後、新進党に移籍するも、同党の方針が突然変更されたことを受けて1996年11月に自民党へと移籍する。

その後、2003年に行われた衆議院議員選挙にて一度落選を経験するも、2005年の衆議院議員選挙にて当選を果たし、政界に返り咲く。


2006年には、第1次安倍内閣にて、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、少子化・男女共同参画、食品安全、イノベーション担当)に就任。これが初入閣となる。


2007年8月15日の終戦記念日に、高市は第1次安倍内閣の閣僚の中で唯一靖国神社に参拝した。


2009年11月、野党議員となったが「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」を提出した。当初は成立しなかったが、その後も同様の改正案を提出し、2014年6月に法改正を達成した。


2012年、女性初の自民党政務調査会長に就任。

2014年、第2次安倍内閣にて、こちらも女性初となる総務大臣に就任。2017年8月に第2次安倍改造内閣にて同大臣を退任させられるも、2019年9月には第4次安倍改造内閣にて総務大臣に就任する。


一時期落選しており、その期間は近畿大学の教授をしていた。

第1次安倍内閣で内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・科学技術政策・少子化対策・男女共同参画・食品安全)に就任し初入閣。


第2次安倍内閣では自民党政調会長に就任した後、2014年の内閣改造で総務大臣に入閣。同年12月の衆議院議員選挙の結果発足した第3次安倍内閣でも続投し、2017年8月まで在任した。

2018年には衆議院議院運営委員会委員長に就任、衆参両議院合わせても女性初となる議院運営委員長となった。

2019年9月に発足した第4次安倍再改造内閣では内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度)と兼任の形で再び総務大臣として入閣。以後、2020年9月の安倍首相退陣とそれに伴う内閣総辞職まで総務大臣を務めた。


TV出演も多く一般的知名度の高い議員の一人であるが、反面放言癖も目立ち、不用意な発言が物議を醸す事も多い。


高市氏自身、「青少年を有害情報から守るということについては、私は非常に強い意識を持っております」とたびたび言明しているとおり、表現の自由の規制強化に積極的である。同じく自民党所属の稲田朋美野田聖子らと並んで児童ポルノ禁止法推進の旗手であり、合計3回にもわたって同法の改定案を提出している。


第二次安倍政権総務大臣時代はテレビメディアが放送法に違反する偏向報道を行った場合、電波の停止などの制裁処置を行うべきと民主主義社会にあるまじき進言をしている。


2021年9月、菅義偉総裁の任期満了に伴う自民党総裁選に立候補。自民党最大派閥・細田派の重鎮である安倍元首相などが支持に回っており、インターネット上でも高い支持を受けている。

総裁選では1位が河野太郎氏になると予想し、岸田文雄氏と決選投票時の連合を結成。

第一回投票で国会議員票は岸田文雄に次ぐ114票で河野太郎の86票を上回る2位につけるも、党員党友票は河野と岸田を下回り、得票数3位で決選投票に進めなかった。

なお、この自民党総裁選は決選投票の結果、岸田が河野を破り自民党新総裁に選出された。

その後、岸田総裁のもとで自民党政調会長に再就任する。


ウクライナ侵攻に関して、ロシアから入国禁止対象にされた際には「上等やないかいっ。招かれてもいかんわ」と発言した。


2024年9月、岸田文雄総裁の任期満了に伴う自民党総裁選に再び立候補。13人の裏金議員が推薦人になり、当初泡沫候補と目されていたが党員支持率が思いのほか伸びたことで小泉進次郎石破茂と三つ巴の争いとなった。

麻生太郎は、菅義偉が推す小泉進次郎と総理在任中に退陣を迫った石破茂、その消去法として高市早苗支持に回る。

このような背景があったため、第一回投票で181票と最も高い投票数を獲得。党員・党友票では石破茂を1票上回る結果を出した。だが決選投票で石破茂に21票差で敗北。石破茂が自民党新総裁に選出された。

その後、総務会長を打診されたが固辞した。


物議を醸した主な発言編集

「福島第一原発事故によって死亡者が出ている状況ではない。安全性を最大限確保しながら活用するしかない」

「映画やゲームの法規制の整備に気合を入れて努力する」

「私自身は、『村山談話』にしっくりきていない。国家観、歴史観に関し安倍首相は(歴代内閣と)違った点もある」(※この発言は後に石破茂にたしなめられ謝罪訂正している)


高市が無派閥である理由編集

高市早苗の政治スタンスは清和会そのものであるが、現時点では派閥は無所属。つまりは無派閥。元々新進党から移籍してきた外様である上に、さらに清和会に属していながら当時のボスだった町村信孝を応援したくないという一件から脱退している。そのため、清和会の最高権力者でもあった安倍晋三と懇ろでありながら清和会全体では脱退した存在であるがゆえに微妙な存在(というか人間的には嫌われているのではとさえ言われている)と扱われているようだ。そのために総裁選に出馬した際に安倍晋三の後押しがありながらも勝利できなかったとされている。また、2023年の件に関しては身内であるはずの自民党からも見放されているようである。ついには同年の奈良県知事選挙では自らの不用意さで保守分裂を招いてしまったうえに奈良県知事の座を維新の会の候補者に奪われる結果となった。


ちなみに・・・編集

XJAPANの大ファンで、2016年元日にフジテレビで放送された『超豪華!歌うま正月SP十八番で勝負!!新春!オールスター対抗歌合戦』に出演し、「RustyNail」を披露した。

さらに披露後、一緒に出演した甘利明経済再生担当大臣からYOSHIKIの直筆サインを貰い、大喜びした。

ちなみに、高市は以前、XJAPANのファンである小泉元首相とカラオケに行った際、この曲を歌ったが、小泉本人は「いい曲だね。誰が歌ってるの?」とXJAPANの曲であることを知らなかった。



http://youtube.com/post/UgkxZQnN5bhpSMu-mKbLqcqrjP7cxcztLSWt?si=ueZmWDwgTzQ2krcC


https://youtube.com/channel/UC8Bjjam-3mJsuwv7WovZQrg?si=H5BRbam5ci_fH6_l

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