ハレクラニ
はれくらに
「キサマには1円の価値もない!」
概要
マルハーゲ(アニメ版ではマルガリータ)四天王の一人にして最強の男。
無限にある金を操って戦うゴージャス真拳の使い手であり、四天王の一人のOVERとほぼ対等に立つ実力者である。
ハレルヤランドでボーボボらと対峙し、闇奥義『デスマネースゴロク』や彼の理性が完全に金中心になった『ノーマネーモード』などで圧倒させるがボーボボらの超協力奥義で敗退する。
ちなみに、闇奥義『デスマネースゴロク』はボーボボ達の力をもってしても破れなかったが、ボーボボの切り札として特殊召喚された『すごい人』の必殺技によって破られた。
ちなみに(当然だが)ハレクラニは彼のことを全く知らず、「ぐぐ…何者だ今の男は…?完璧を誇った私の「デスマネー・スゴロク」を崩すとはただ者じゃない…」とつぶやいている。
新皇帝決定戦編で再登場し、闇皇帝編では「借りを返す」名目でボーボボらと共闘した。
『真説』では最終回の毛狩り隊の同窓会に1コマだけ出席した。
ちなみに魚雷ガールとも面識があるが、ハレクラニが「ティーでも飲むか」と言ったところ、「2秒以内に消えろ」と一瞥された。マルハーゲ帝国崩壊後も気にせず商売をしている。
性格
表面的には高慢で高飛車であり、敵はもちろん役立たずになった部下にも容赦なく紙幣で包んで硬貨に変えてしまう。
「この世は金が全てだ!!」「貴様は1円にも価値にならない」と豪語し、初登場時でボーボボを「害虫」呼ばわりしていた。
しかし端々に律儀で常識的な一面が見え隠れしており、ハジケリストの予測不能な攻撃はことごとく食らってしまう一方、共闘した際にはハジケに律儀に乗っかることで強力なコンボを繰り出していた。
新皇帝決定戦編でたまたま同じステージに遭遇したビュティに対しても「『借りを返す』ことをボーボボに伝える」名目で1円にせず生かしたり、闇皇帝編では白狂の無差別攻撃に遭いかけたビュティとヘッポコ丸を助けるなど、敵ではないと認識した相手には案外優しいようだ。
(このとき首領パッチや天の助もいたのだが結局無視していた。)
独裁者ではないテーマパークの経営者なので、そのあたりの感性はまともなのかもしれない。
ゴージャス真拳
金を操り、無数の紙幣や硬貨で相手を飲み込んで金そのものに変えてしまう凶悪な能力。
奥義
デス百万$ウイング
相手を無数の紙幣で包み込み、1円硬貨に変えてしまう技。
ゴールデン・フェニックス
紙幣を集めて作り出したフェニックスで攻撃する。
コイン・ナイト
硬貨に描かれた騎士を実体化させる。
コインナイト・ブリッジ
実体化させたコイン・ナイトを吊り橋のように繋げて足場にする。使用した際に天の助も組み込まれた。
フォーリング・ジュエルズ
大量の宝石を飛ばして攻撃する。
100億$バズーカ
手から大量の金を発射する。
カー・オブ・ザ・ゴージャス
凶悪なフォルムの車を創造し、暴走させて敵を撥ね飛ばす。大量の金と味方(ボーボボと天の助)が部品として組み込まれている。
闇奥義
デスマネー・スゴロク
すごろく世界を作り出し相手を閉じ込める。囚われた人物らの魂を具現化、出たマスに描かれた金額分の金が魂から抜き取られ徐々に肉体がダイヤモンド化していく。ゲームマスターのハレクラニに攻撃しても罰金を取られる。ゴールまで行けば脱出できるという触れ込みだが、ゴールに着いたら第2部が開始してループしてしまう。
最終奥義
フィナーレ・オブ・100万億
戦闘中に上空に空を覆い尽くすほどの金を集め、すべてを押しつぶす。
過去
幼い頃(約20年前)、最初から金持ちだったわけではなく、パンを盗んで一日一日の食料としていた程かなり貧しい家庭に生まれ育っていた。
この頃から金に対する執着心が根付いており、後に『ゴージャス真拳』を編み出すきっかけになった。
ボーボボとの戦いで「なぜそこまで金に執着するんだ?」と言う問いに彼は自分の過去を語ろうとしたが、浸り過ぎて語る前にボーボボに打ちのめされた。