時刻表や方向幕などに、列車名と共に、「L」の字を図案化したマークが冠せられている。
国鉄時代に考案されたもので、当初は「列車本数が多い、自由席、定時発車」などの、気軽に利用しやすい条件を備えた特急を示す呼称として用いられた。
しかし、Lの付かない特急と実質的な差はなく、現在では呼称自体が形骸化しつつある。
JR東日本をはじめ多くのJRでは、無用な混乱を避けるため、L特急の呼称を廃止している。
それとは対照的に、JR北海道は「自由席が多く、運行区間が短い」列車を「L特急」とし、使い分けている。
表記揺れ