ファソラスクス
ふぁそらすくす
爬虫綱ラウスキア目に属し、中生代三畳紀後期の南アメリカに棲息した肉食爬虫類の1つである。
概要
学名の意味は「ファソラ(人名)のワニ」。
全長8~10m。
食性は肉食で、主に大型動物を仕留めて食べたと考えられている。
1981年、三畳紀末期のイスチグアラスト/タランパヤ自然公園群のロス・コロラドス層から発見された全長約8~10mの巨大肉食動物。
ワニ類の祖先であるクルロタルシ類で、この時代の捕食者としては世界最大級。巨大恐竜が闊歩するジュラ紀の前まで、こうしたワニ類の祖先は支配的なニッチ(生態的地位)を獲得していた。