概要
借金や負債を抱えた債務者に対して、それを返すように要求して回収する業者のこと。違法・合法は問わず、業務として回収しに来る人間全般がそう呼ばれる。
フィクションでよく見られる借金取りが直接やってくる行為は、現代の日本では法的手続きを経ない場合は自力救済として禁じられている。
とはいえ21世紀の先進国でもたまにニュースになるくらいには存在してしまっているのが実情である。
創作では
弱者を追い詰め、生かさず殺さず利息を搾り尽くす外道が多い。
大抵は債権者(お金を貸した側)手先の暴力装置でしかない。
中には主人公が(ヒロインなど自分が味方するキャラクターやその家族が抱えてしまった借金を返すために)借金取りに指定された金額のお金を用意して、いざ完済しようとしても、「利息がついて(指定した金額ではなく)○○万だ」等の後出しを行う事で、返済金額を吊り上げる卑劣な手段を行使するもケースもある。
逆に金が絡まないシーンでは優しかったり、債権者の子供については甲斐甲斐しく面倒を見る(たまに昔の自分を思い出すといったエピソードも添えられる)パターンもかなり多い。
関連タグ
ミナミの帝王:主人公が借金取りにして債権者でもある作品。一般常識的には悪人だが、不思議と人間味のある男。優しさを見せることもあれば、不義理に対しては10円の借金だろうとどこまでも追い詰める。
遠藤勇次/遠藤凛子:賭博黙示録カイジに登場する帝愛グループの借金取り。原作は男だが、実写映画版では女になっている。