【警告】
本用語自体は重大なネタバレでもあります。
2周目以降、あるいはゲーム内で用語が登場してからの閲覧をおすすめします。
概要
恒星間企業「アルゴス・エクストラクターズ」の採掘員。
自由恒星同盟領ナリオン星系、惑星アンセロンの衛星ベクテラの地下で
未知の人工物「アーティファクト」を発見し宇宙規模の壮大な冒険に巻き込まれていく。
ベセスダの過去作に習うなら「星の血脈」といったところか。
初期武器は採掘用の(レーザー)カッター。多分お気に入り。
カッターを持っていればスキャンモードで自動的に持ち変える上に弾数無限。
雑誌やレーザーperkで強化すると初期武器だからって馬鹿にできない性能になる。
人物像
fallout4での反省を受け、設定の固まり具合はSkyrimの頃に回帰。
固定の設定はゲーム開始時点で宇宙の鉱夫をやっていることしかなく、ボイスも悲鳴や掛け声のみである。
後に配信されたベセスダ自ら制作した公式度合いが高めのMOD「脱出!」で描かれた所では木星出身であることが仄めかされているが、最後の竜の血脈のモグモグ疑惑同様に信用できない語り手のためにどうとでもとれるようになっている(ただし、いざ蓋を開けてみると他のキャラクターに関しては真実が多めであった)。
だが個性が薄いわけではなく、スカイリムと異なり種族と性別に加えてキャラクリ時に「素性」と「特徴」付与でき、
それに合わせた豊富な追加選択肢もあるため人によっては個性のラーメン二郎になる。
たとえば「パイロット+異星生物のDNA+内向的+指名手配(崇拝される英雄)」なんてすれば
同時期に発売された某ゲーム(で惑星を解放したor星系まるごと焼き払った主人公)の続編の出来上がりである。
特殊能力
アーティファクトと連動した「聖堂」と呼ばれる遺跡にて超常的な力を授かっていく。
その内容は反重力場や酸素の生成と行った物理的なものから、
予知のような完全にオカルトの領域に片足突っ込んだものまで多様。
そして、力を得るたびに主人公の肉体は純粋な人間から離れていく。
素性
ゲーム開始時に一つだけ選択できる、skyrimで言うところの種族選択。
あちらと違って種族専用の特殊能力はないが、会話選択肢に特殊なものが追加される。
ファイル不明
不思議なことに、あなたの過去に関する記録は一切残されていない。人為的なミス? |
初期perk:健康、弾道学、パイロット
ギャングスター
あなたは常々嫌気がさしていた。"真っ当な稼ぎ"のために自分を押し殺すなどという考えに。 |
初期perk:ショットガン免許、ボクシング、泥棒
サイバネティシスト
ロボット? ニューロアンプ? そんなものは余興やおもちゃに過ぎない。 |
初期perk:医学、セキュリティ、レーザー
サイバーランナー
ネオンからニューアトランティスまで、宇宙各地に勢力を広げる巨大企業はまさに権力、名誉、豊かさの象徴である。 |
初期perk:ステルス、セキュリティ、泥棒
シェフ
ネオンからニューアトランティスまで、宇宙各地に勢力を広げる巨大企業はまさに権力、名誉、豊かさの象徴である。 |
初期perk:美食学、決闘、漁り屋
スペースローグ
善?悪?そんなの誰が決めた? 銀河中をほっつき歩いているうちに何を学んだか聞かれたら、あなたはこう答えるだろう。 |
初期perk:ピストル免許、パイロット、説得
ビーストハンター
惑星アキラのアシュタから、有人星系全体に蔓延るテラーモーフに至るまで、この宇宙は敵対的な異星生命体にあふれている。 |
初期perk:フィットネス、弾道学、美食学
ホームステッド人
酸素が豊富な惑星や月が有人星系で数多く見つかった。その事実は、人類がいかなる場所でも生存していけることを意味した... |
初期perk:地学、調査、重量挙げ
兵士
有人星系は戦争と決して無縁ではない。武力衝突の場で何よりも必要とされるのは、腕っぷしの強さと度胸を持ち合わせた鍛え抜かれた戦士だ |
初期perk:フィットネス、弾道学、ブーストパック訓練
外交官
戦争は終わった。有人星系に平和が訪れた。だがそれは、その平和を守るために静かに戦う人々がいるからだ。 |
初期perk:説得、商業、健康
実業家
かつてあなたは産業界の大物になることを強く夢見ていた。船の設計者、あるいは巨大企業の幹部かもしれない。 |
初期perk:説得、セキュリティ、研究手法
巡礼者
旅する者、放浪者や求道者、そして渡り鳥。道中、人は様々にあなたを呼び、あなたは気づいた。 |
初期perk:漁り屋、調査、美食学
彫刻家
生体構造の知識と器用な手を持っているのだから、外科医として儲けることもできただろう。 |
初期perk:医学、地学、説得
探検家
探検は過去のものだと皆は言った。だがあなたは耳を貸さなかった。 |
初期perk:レーザー、宇宙力学、調査
教授
あなたは昔から学ぶことに熱心だったが、そこで得たものを人に伝えることこそが最上の喜びだった。 |
初期perk:宇宙力学、地学、研究手法
浪人
誰にも師事せず、誰に縛られることもなく、あなたは流浪の刃として有人星系をさまよってきた。 |
初期perk:決闘、ステルス、漁り屋
用心棒
あなたは有人星系の中でも特に治安の悪いクラブで行列の整理を任されていた。 |
初期perk:ボクシング、セキュリティ、フィットネス
異星生物学者
有人星系には見知らぬ異星生物が生息している。意思を持っていることが証明された種はないが、あなたは諦めなかった。 |
初期perk:レーザー、調査、フィットネス
衛生兵
宇宙という無限な存在を巡って争い合うのは人類くらいだ。その争いの真っ只中があなたの活躍の場だった。 |
初期perk:ピストル免許、医学、健康
賞金稼ぎ
賞金首がいるならば、それをねらう者もいる。あなたに狙われれば最後、哀れな獲物に安寧の場所はない。 |
初期perk:パイロット、照準制御システム、ブーストパック訓練
長距離輸送者
レーザー兵器だの操縦性だの、ああだこうだこだわるパイロットは放っておけばいい。あなたはシンプルで、純粋な、宇宙運送業者だ。貨物を積み、素早く届け、報酬をもらい、それをまた繰り返す。簡単で楽な人生だ。 |
初期perk:重量挙げ、パイロット、バリスティック兵器システム
特徴
ゲーム開始時に3つまで選択できる特徴。
メリットを選ぶか、ロールプレイを優先するかはあなた次第。
国籍など同時に選択できない特徴もある。
国籍系(三者択一)
コロニー連合出身
ネオンのストリートラット
自由恒星同盟の入植者
各勢力専用の会話が選択可能になり、勢力ミッションの報酬が豪華になる特性。
一方、他勢力による犯罪の賞金が大きく増加する上、どれか1つしか選べない。
宗教(三者択一)
ユニバーサル育ち
覚醒者育ち
サーペントの抱擁
信仰する宗教。そのためどれか一つしか選べない。
異端の原理主義過激派であるサーペント以外は
ニューアトランティスに特別なアイテム箱が用意される。
内向的or外向的(二者択一)
陰キャor陽キャ。
内向的は人間の仲間がを連れ歩いていると酸素消費量が増加し、
単独で行動する際は逆の酸素消費量が減少する。
「外向的」は真逆の特性。
地形適応
大地
宇宙
前者では地上にいると最大体力と酸素容量が上昇、宇宙にいると低下する。
後者はその真逆。
子供
ニュー・アトランティスに実家と「パパ」と「ママ」が現れるようになる。
主人公と違い個性マシマシな子煩悩な親で、色々な専用アイテムをくれる。
所有するクレジットの2%が毎週自動で両親に仕送りされるというデメリットがあるが、
これはいわば都内の一等地の家賃なので所持金が7桁を超えていようと500までしか吸われない、効率だけを考えるなら最もお得な属性。
パパ
先日定年退職したばかりの元大学教授。
父は宇宙時代には珍しく味に拘る頑固なシェフだったようで
一子相伝のミートローフのレシピをくれる。
また、ギャンブルに勝って宇宙船一隻ポンとくれたりも。
ママ
パパを引き連れて海外旅行(?)に行くことにドハマり中。
母はUC海兵隊だったようで、形見の戦闘用宇宙服をくれる。
崇拝される英雄
厄介で”熱狂的なファン”がついており、定期的に現れてはひっきりなしに話しかけてくる。
熱狂的なファン
というわけでチュートリアルが終わリ次第現れるセルフパロディ要員。
逆異世界転生でもしてきたかコイツ。
クルーの仲間入りをしてプレゼントをくれるが、はっきり言って
う る さ い 。
その他
共感
仲間に好かれる行動を取ると一時的に戦闘能力が強化され、
嫌われる行動を取ると逆に戦闘能力が低下する。
タスクマスター
クルーの雇用費用が2倍になるが、特定の船システムのスペシャリストがいると
対応するシステムの耐久力が50%以下になったさい、時々自動的に全快まで修理する。
夢の家
平和な惑星に豪華な家を所有しているが、
毎週125,000クレジットの住宅ローンを徴収される。
指名手配
体力が低い時に与ダメが増加するが、ランダムで賞金稼ぎや傭兵に襲撃される。
異星生物のDNA
異星生物と人間の遺伝子を融合する実験に志願した過去。
体力と酸素容量が上昇するが、回復アイテムの効果が減少する。
関連イラスト
関連タグ
Vault101のアイツ、ネイト&ノーラ:世紀末の同類
starborn:2023年11月現在、検索結果ほぼ全てが他作品のイラストである。
もう一つの意味(重大ネタバレ注意)
スターボーンとは種族名である。
「Unuty」と融合し、無数の並行宇宙を超えてアーティファクトの争奪戦を行う高次元生命体たち。
それが彼らである。本体はユニティにあるため不老不死。
殺害されても該当宇宙から一時的に弾き出されるだけである。あるいは弾き出されてすらいないのかもしれない。
遺体は分解され「量子エッセンス」になる。
一周目のエンディングで主人公もスターボーンの一員となり、
以降は仲間たちや時には自分自身の並行同位体と出会うことになる。
スターボーンたちのアーティファクト争奪戦は恐らく永遠に続くため、スタンスは様々。
手段を選ばずに普通の人類を殺戮するものもいれば、争奪戦を放棄して悠々自適に商売している者もいる。
ただ、主人公はアーティファクトを集め2周目、3周目と世界を巡るたびに衣装が変わるため、
この永劫の戦いは無意味というわけではないようだ。
そして主人公のもう一つの固定された設定。
それは1周目のED以前までは数千以上の並行世界、少なくとも名前付きのスターボーン達が体験してきた限りではアーティファクト探索に参加した場合、何らかの形で必ず志半ばで死亡していたということ。そして主人公はその運命を打ち破った特異点であり、以後はその並行同位体たちにもスターボーンとなる選択肢が生まれるようになる。