Dr.マシリト
どくたーましりと
Dr.マシリトとは漫画「Dr.スランプ」のキャラクターである。
悪のマッドサイエンティストで、則巻千兵衛をライバル視している。則巻アラレら自分の邪魔者を倒し、世界を支配することが目標。
悪のロボット・キャラメルマンを製作しアラレや千兵衛に挑むが、毎回敗北しており
途中からは自らをサイボーグ化している(キャラメルマン3号であと一歩のところまでいったのだが、敗走し、その最中にトラックに轢かれたため)。
その後、アラレの構造を完全にコピーし、キャラメルマン4号(オボッチャマン)を作成。しかし、アラレと逆に礼儀正しい律儀な子供にしたのと、彼がアラレに恋したこと、またキャラメルマン5号(マシリトが千兵衛に変装したただのハリボテ)を攻撃したこと(彼は忠実に命令を守っただけだが)で、完全に彼を見放す。
最終的には、自らを完全に機械化した(もはや人間の部分は外観にない)キャラメルマン9号でアラレをエネルギー切れに持ち込むが、アラレに変装したオボッチャマンのあいさつ砲で粉々にされ、ネジ一本だけが残った。
しかし、『ちょっとだけかえってきたDr.スランプ』では何事もなかったかのように復活している。しかも、サイボーグ化する前の姿で(まあ、『ドラゴンボールZ』を経たあとなのであまり違和感はないが)。
名前や顔のモデルは当時の担当編集者で、後に集英社の専務となった
鳥嶋和彦である。漫画中に鳥嶋氏本人もたびたび出演している。