頭護貴人
とうごたかひと
性格
常に最悪の事態を想定して行動するという徹底的現実主義で、作中でも度々高圧的な行動を取り、生き残るために様々なルールを決めていた。
しかし本心は自分が生き残る事だけしか考えておらず更に大学で生活していく内に自分は生き残るべき選ばれた存在だと思い込むようになり、終盤では己の命さえ助かれは周りがどうなろうと知らんと言わんばかりな身勝手さが顕如になって現れていた。(とはいえ、己を選ばれた存在と称し、この世界は自分のためだけにあるなどと思い上がる、人を殺めようとしておきながらいざ自分が殺されそうになると必死で命乞いをするなど他のメンバーも身勝手な面はあるのだが)
活躍
学園生活部を大学へ招き入れた頃、彼女らと唯一接触した武闘派の高上聯弥がゾンビ化してしまい、その一件で精神が徐々に不安定になる。
残りの資源をなるべく長持ちするよう、「高上がゾンビ化させた原因」を口実にサークルや学園生活部の面々を拘束する。
が、ゾンビ化させた原因の理屈が次々と論破され、他の武闘派にその精神不安定が暴露される。
美紀がゾンビ化の解毒剤を持っていると思い込み、追跡した所空気感染の事を知り、さらに不安定に。また、この時既に発病していることが自覚し、幻覚を見てしまう。
大学のゾンビパニックが終わる所、クロスボウで美紀を射殺すると脅そうとするが篠生に腕を刺され、他の面々に囲まれ、自身の立場が既に崩されたことを気付き逃走。
最期は自身が決めたルールで「墓」の辺界で彷徨うところ、神持朱夏に押され墓に落下した挙句体に火を点けられ死亡した。