概要
CV:深見梨加(月下の夜想曲)
『悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲』の登場人物。人間で金髪碧眼の女性。
ドラキュラが愛した、ただ一人の女性でとても慈悲深くドラキュラの領地の人間にも慕われていた。
ドラキュラ伯爵の闇の活動が若干収まり、人間とのつながりがあった頃に、彼と出会う。
年号は不明だが(1476年以前)、平民を助けた為に魔女と間違えられ魔女狩りに遭い、人間の手によって死ぬ事となった。死の間際アルカードに人間を憎んではいけない事とドラキュラを愛していた事を言い残した事がゲーム中のイベントシーンで登場する。
この影響で、神を恨んで過ごした伯爵が人間も恨むことになり、「月下の夜想曲」の物語に繋がることになる。
彼女については月下でも深くは語られないのだが、ドラキュラと相思相愛、自身の最期の時の達観したような遺言を見るに、かなり聡明な人物だったと思われる。
アルカードもまた母のことを深く愛しており、サキュバスが悪夢の中に現れた際、アルカードにリサの幻影を用いて虜にしようと試みるが、母を侮辱された怒りでアルカードが呪縛から解放、逆に悪夢の中で精神を滅ぼされた事で、抜け殻のまま永遠に彷徨い続けることとなった。
アルカードの初期装備「アルカードソード」はリサの形見。
月下のシナリオライターの1人であるIGAは、公式のストーリーではないと前置きし自身の頭の中にある設定ではリサは聖なる血筋であり、アルカードが聖水などが使えるのはそのためと答えている。(月下の企画の段階では魔法を使うと闇属性、サブウェポンを使うと聖属性が上がり、EDが分岐していくスタイルだった。)
アニメ
CV:田中杏沙 / エミリー・スワロー
アニメ『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』は月下の夜想曲をベースとしており、ドラキュラとの馴れ初めなどが描かれた。
医者になる事を志した心優しい女性。1455年に医学の知識を求めてドラキュラの元を訪れる。後にドラキュラと結ばれアルカードを産む。
医師として地元の人々を助けていたが、1475年、ドラキュラが不在の時に主教に捕まり教会によって異端の魔女として火刑に処され死亡した。深い怒りと悲しみに染まったドラキュラによる人間への復讐が始まる。