概要
石山合戦において本願寺側で活躍した鉄砲足軽の一人。
功のあった鉄砲の名人として蛍・小雀・下針・鶴の頭・発中・但中・無二という人物がおり、彼らは越前・加賀・紀伊・丹波から集まって来た者達だった。
無二の名前が確認できる軍記物語『陰徳太平記』に記されているのはこの程度なので、雑賀衆であるかも定かではない。
創作物においては雑賀鉄砲衆の一人として描かれることが多い。
戦国大戦において
本願寺勢の「雑賀衆」として参戦。二つ名は「雑賀鉄砲衆」。
見出し画像は戦国大戦のカードイラストがモデルで、二挺拳銃を持っている。
群雄伝総選挙にてレアリティがアンコモンにもかかわらず入賞を果たし、彼女が主役の群雄伝が作られた。
野盗に襲われたところを孫市に救われ、そのまま雑賀衆に参加することとなる。初陣で下針の鉄砲を無理矢理二丁強奪し、鉄砲の訓練を全く受けていない、素人にも拘らず軽く扱って見せた。そのため下針からは「重秀(孫市)が密かに育てた大量殺戮兵器!?」と恐れられる。以後、下針は無二を色んな意味で意識するようなセリフが散見された。
性格は無口で不愛想。常に冷静沈着で、所謂綾波系のキャラ。人の感情を心拍数で把握する特技も持っており、秀吉と楽しそうに話す孫市を「まるで女の人と話してるときみたい」と形容した。
雑賀荘に来た経緯から「家族」を何よりも大事にしている。浅井長政の依頼を受け、たった一人で長政の子・井頼を救出した事で間接的にある一人の忍の命運を左右することとなった。
スペックはコスト1.5 武力6/統率2の鉄砲隊で、特技は「魅力」と「狙撃」。
統率が低いが、女性あつかいの武将としては高い武力を有する。
名前に影響されたのか、スペックや台詞周りが「無」や「二」に関係した要素が散りばめられている。(ex.撤退時の『無理……』、スペックの「『6』(む)『2』(に)」、性格が「『無』口」、『二』丁拳銃)
持ち計略の「二丁拳銃」は、自身の武力を底上げし、射程圏内の敵武将を2部隊まとめて攻撃できるようになる。
単純に火力が倍加するだけでなく、武力まで底上げするためかなり強い部類。
「もう、終わらせちゃってもいい?」
バージョン「1477-1615日ノ本一統への軍記」にて最高レアリティのSRで再登場。
スペックはコスト1.5 武力6/統率2の鉄砲隊、特技は「魅力」と「狙撃」とUCから据え置き。
持ち計略「共宴・唯一無二」は射程圏内の敵武将を2部隊まとめて攻撃できるようになり、他の武将の共宴計略と同時に発動した場合はさらに大幅に自身の武力を上げる。
ちなみに共宴計略は共宴した相方の武将に武力の上昇と別に特殊な効果を与える事が多いが、無二は共宴計略を持つ武将の中で最もコストが低いためか、相方の武将には一切特殊な効果は与えない。
「・・・無二は、この世にたった一人」