概要
てんとう虫コミックス29巻及び、藤子・F・不二雄大全集第14巻に収録。
好きな場所への覗き穴を自由に作るアイテム。板を縦に立てたような形で、場所の名前を言いながら板に指で穴をあけると、その穴がその場所につながる覗き穴となる。先方を自在に覗くことができるものの、逆に向こう側からこちらを覗かれる危険性も伴っている。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版は1984年3月23日に、水田版は2022年10月15日にそれぞれ放送している。
2022年版
- 原作の扉絵をオマージュしたサブタイトルでは、ジャイアンは寝転がって漫画を読んでいた。
- 野比家の前を通り過ぎた男性は、ジャージを着て手に水入りのペットボトルを持った男性で、ジョギングをしていただけだった。このため犬を連れた男性は初登場の時点で犯人だと判明している。
- ドラえもんは試しに、大勢のペンギンがいる南極基地や月が見える宇宙ステーションにのぞき穴を開けてから、用事を思い出し出掛けていった。ちなみにこの後に登場した雌猫は、最初待たされたことに怒っていたが、お詫びにリボン付きの鰹節をプレゼントされ機嫌を直した。
- のび太はしずかの宿題を覗きながら写していて、もう少しだけノートを開いていて欲しいと電話を掛けたり、終わったら一緒に遊ぼうと誘ったが、用事があると断られてしまった。またこの後ドラえもんのデートの様子も見たが、その時には既に別の雌猫と一緒にいた。
- スネ夫は自分の目や唇、髪型に惚れ惚れしていて、鏡は壁に取り付けられた物だった。ちなみに鏡の声は声を野太くして演じていて、水をかけられた際は「水も下たるいい男」と言っていた。
- 母ちゃんはジャイアンが物置から出て来た際も前で仁王立ちをしていて、のび太がジャイアンを追跡した際にはドラえもんはまた別の雌猫といたため、水鉄砲でイタズラをしている。ちなみにこの3匹の猫は三つ子だった。
- スネ夫がのぞき穴に気付いたのは空地で漫画を読んでいた時で、上記の件があったためドラえもんも怒って、ジャイアン、スネ夫と共にのび太に飛び掛かっていた。