概要
会員に信用を供与することからクレジットカードという。
要するにはポストペイ(後払い)の手段の一つである。当然ながらプリペイドカードや電子マネーと違い入会には審査が必要で有り無職や過去にクレジットカードの事故情報(支払い遅延等)がある場合審査が通らない事がある。
クレジットカードは、その加盟店(以下店舗)で用いる事が出来る。会員(以下利用者)は店舗でカードを提示することになる。店舗はカードが正常に利用出来れば商品やサービスを利用者に提供する。店舗は代金の伝票をカードの管理会社(アクワイアラー)へ送り代金を店舗に建て替えて支払う。
そしてアクワイアラーはそのデータを処理センターへ送りカードの発行会社へとその取引データを送る。
そしてその発行会社から利用者へとカードの利用情報、と請求が届き、利用者はその代金を支払うことになる。そして最終的に発行会社がアクワイアラーに代金を支払う、というプロセスである。
前述の通り後払いの形式であるため、支払いが遅延すればカードの資格を取り消される場合もある。また、このように現金が無くても商品を購入出来る、というシステム上、借金を作ってしまいやすい。
クレジットカード会社のブランド
Visa
世界的にはMasterCardと並ぶトップシェアの一つであるが日本ではJCBに負けている。
MasterCard
ヨーロッパの方で強いカードである。
Visaと並んで使える店舗数が多い。
JCB
日本初のブランド。アジアで強いカードといえよう。
但し外国では使えない場合もある。
限度額
クレジットカードには審査時の収入などを元に利用限度額が定められている。
多くの場合5万~50万程度であるが収入や利用実績によっては100万程度である場合もある。また、ショッピングクレジット枠の他にキャッシング枠というものが定められている場合もあり、後者の場合はATMなどでその枠までの金額をキャッシングすることも可能。
支払いの手段
一回払い(一括払い)
支払い分を次の請求時に纏めて払う支払い方法。最もシンプルな支払いであり、手数料が掛からないことから多用されやすい。
分割払い
支払いを2回~に分けて支払う方法である。一回あたりの請求額が少なくなるが回数が増えれば増えるほど手数料が増える。
リボルビング払い
毎月一定の金額までを支払う方法である。一月あたりの請求額がある程度予測出来る為支払いやすい手段であるが金利が高くなりがちであるため利用金額によっては支払い総額がかなり増えやすい。分割払い以上に金利による収入が見込めカード会社にとってはうまみが大きいため積極的に推している節がある(例えばカードのポイントが2倍になる、など)。
ボーナス払い
ボーナスの時期(7月や1月)に支払うという支払い方法。支払い猶予が長いことが特徴的であるが、基本的に1万円以上の買い物が対象である。