小倉2歳ステークス
こくらにさいすてーくす
JRA(日本中央競馬会)の小倉競馬場の芝コースで開催されてきた重賞競走(GⅢ) 。
概要
1981年に「小倉3歳ステークス」として創設。
1984年にグレード制導入でGⅢに格付けされ、2001年の馬齢表記の満年齢化に伴い改称された。
当初から同じ試合会場と距離で、夏の小倉開催最終日を飾る重賞として行われてきた。
同じGⅢの札幌2歳ステークス(札幌競馬場芝1,800mとは同週開催であった。
重賞としては例外的に、2013年より収得賞金0円の未勝利馬・未出走馬でも枠に空きがあれば出走が可能。
また小倉開催の2歳チャンピオン決定戦ということもあり、九州産馬の出走も比較的多い。
同じく芝1,200m線の夏季2歳GⅢである函館2歳ステークス(7月中下旬開催)に比べて1ヶ月以上デビューや調教の猶予があり、相対的にはこちらの出走馬のその後の活躍が目立つともされている。
後にGⅠを制した本レースの優勝場として、ゴッドスピード、タムロチェリー、メイショウボーラー、アストンマーチャン、レーヌミノルがいる。
1992年から2001年までの10年間で、瀬戸口勉厩舎の管理馬が4勝と活躍していた時期もあった。